特許
J-GLOBAL ID:200903064043683326

内燃機関のバルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002738
公開番号(公開出願番号):特開平9-195805
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関のバルブタイミング調整装置において、油圧制御弁内の不純物や異物の沈殿・堆積を抑えて、油圧制御弁の摺動性を良好に保つ。 【解決手段】 実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるためのフィードバック制御信号を制御信号算出部102で算出し、そのフィードバック制御信号を出力電流算出部105で出力電流に変換して油圧制御弁30を駆動し、バルブタイミングを調整する。この際、油圧制御弁30を所定開度以下に絞っている状態が所定時間以上継続したときにクリーニング条件が成立し、クリーニング条件判定部104からクリーニング要求を出力電流算出部105へ出力し、油圧制御弁30を強制的に開閉させる。これにより、油圧制御弁30内を流れる油量が一時的に増大して油圧制御弁30内の沈殿・堆積物が油圧制御弁30の外へ排出され、油圧制御弁30内がクリーニングされる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸とカム軸との間の位相差を油圧に応じて調整する位相差調整装置と、前記位相差調整装置への油圧を制御する油圧制御弁と、前記油圧制御弁の開度を調整する開度調整手段と、前記クランク軸と前記カム軸との相対回転角に基づき吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の実バルブタイミングを検出する実バルブタイミング検出手段と、内燃機関の運転状態に応じて前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の目標バルブタイミングを設定する目標バルブタイミング設定手段と、前記実バルブタイミングを前記目標バルブタイミングに一致させるようにフィードバック制御するための制御信号を前記開度調整手段に出力する制御信号出力手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング調整装置において、前記開度調整手段が前記油圧制御弁を所定開度以下に絞っている状態が所定時間以上継続したときにクリーニング要求を前記開度調整手段へ出力するクリーニング要求手段を備え、前記開度調整手段は、前記クリーニング要求手段からクリーニング要求が有る場合に、前記油圧制御弁を開閉させることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング調整装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 45/00 320
FI (4件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 C ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 45/00 320 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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