特許
J-GLOBAL ID:200903064054381801

MALDI質量分析に向けたターゲットプレート上で反応を行うための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  鈴木 亨 ,  八本 佳子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-545353
公開番号(公開出願番号):特表2007-514173
出願日: 2004年12月15日
公開日(公表日): 2007年05月31日
要約:
本発明は、関心のある多岐に渡る発色性または蛍光性のペプチドまたはタンパク質基質を個別に親水性担体に懸濁または溶解させ、各基質のアリコートを反応部位のアレイもしくはマイクロアレイ、または「ドット」に沈着させる、ペプチドまたはタンパク質マイクロアッセイの方法および装置に関する。各ドットは、分析目的のために生物学的サンプルを適用することのできる、関心のあるペプチドまたはタンパク質を含有する個別の反応容器を提供する。サンプルは、注目されている多様なサンプル適用技術のうちの一つをもって、クロスコンタミネーションを引き起こすドット同士の連通流路を形成することなく、ドットのアレイまたはマイクロアレイにおける各ドットに適用される。さらなる態様として、本発明は、続いてのMALDI MS分析のために、サンプルを電気泳動ゲルからターゲットプレートに移転する方法を提供する。
請求項(抜粋):
下記工程を含む、関心のある分子を電気泳動ポリマーゲルからMALDIターゲットプレー トに移行させる方法: (i)関心のある1以上の分子を含有する電気泳動ゲルを準備する; (ii)電気泳動ゲルの水分を共溶媒混合物で置換する; (iii)ゲルの上にピンを位置させ、該ゲルにピンを貫通させる; (iv)関心のある1以上の分子を取り囲む範囲におけるゲルを枯渇するために該ピンにエネルギーを付与し、共溶媒混合物が関心のある1以上の分子を取り囲むようにする; (v)ピンをゲルから抜き、このピンは関心のある1以上の分子を含有する共溶媒混合 物の液滴を担持している;および (vi)MALDIターゲットプレートにピンを接触させ、関心のある1以上の分子を含有する共溶媒混合物の液滴をMALDIターゲットプレート上に沈積させる。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  G01N 27/447
FI (3件):
G01N27/62 B ,  G01N27/26 315G ,  G01N27/26 301B
Fターム (9件):
2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041EA03 ,  2G041EA11 ,  2G041FA10 ,  2G041GA06 ,  2G041HA02 ,  2G041JA07 ,  2G041JA11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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