特許
J-GLOBAL ID:200903064276957884

等電点電気泳動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-223991
公開番号(公開出願番号):特開2000-055879
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【目的】 試料成分のpHを正確に自動で同定する。【構成】 複数種類のマーカサンプルを分離し、光検出手段2によりゾーンを移動させずにその分離状態を検出し、検出信号記憶部4に記憶する。pH勾配関数演算部6により各マーカサンプルの検出位置及び等電点に基づいてpH勾配関数f(x)を算出し、pH勾配関数記憶部12に記憶する。次に、試料とともに複数種類のマーカサンプルを分離し、光検出手段2によりその分離状態を検出し、検出信号記憶部4に記憶する。pH勾配関数校正部8により、第二の分析のデータのマーカサンプルの検出位置及び等電点に基づいて、pH勾配関数記憶部12のpH勾配関数f(x)を平行移動又は伸縮させてpH勾配関数g(x)を求める。試料成分同定部10により、pH勾配関数g(x)と第二の分析のデータから、分離した試料成分のpHを決定する。
請求項(抜粋):
透明部材の内部に分離流路が形成された電気泳動部材と、前記分離流路の両端間に泳動電圧を印加する泳動電源装置と、前記分離流路の所定の範囲にわたって光を照射する照射手段と、前記分離流路内で分離された各成分による前記光の吸収又は発光を所定の範囲にわたって検出する光検出手段と、前記光検出手段の検出信号を前記分離流路の各位置に対応させて記憶する検出信号記憶部と、複数種類の等電点既知のマーカサンプルをポリバッファを充填した前記分離流路に導入して分離する第一の分析を行ない、前記マーカサンプルの検出ピーク位置及び等電点からpH勾配関数f(x)を算出するpH勾配関数演算部と、前記pH勾配関数f(x)を記憶するpH勾配関数記憶部と、試料とともに複数種類のマーカサンプルを前記ポリバッファと同じポリバッファを充填した前記分離流路に導入して分離する第二の分析を行ない、検出した前記マーカサンプルの検出ピーク位置及び等電点に基づいて前記pH勾配関数f(x)を校正してpH勾配関数g(x)を得るpH勾配関数校正部と、校正された前記pH勾配関数g(x)に基づいて、分離した試料成分のpHを決定する試料成分同定部と、を備えたことを特徴とするマイクロチップ電気泳動装置。
IPC (2件):
G01N 27/447 ,  G01N 21/64
FI (3件):
G01N 27/26 331 E ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 27/26 331 K
Fターム (21件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA02 ,  2G043DA05 ,  2G043DA06 ,  2G043DA09 ,  2G043EA01 ,  2G043EA13 ,  2G043EA19 ,  2G043FA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB21 ,  2G043GB28 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2G043MA01 ,  2G043NA01 ,  2G043NA06 ,  2G043NA16
引用特許:
審査官引用 (7件)
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