特許
J-GLOBAL ID:200903064326782240

エンジン排気ガス流れの処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-511510
公開番号(公開出願番号):特表平8-503046
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】炭化水素および他の汚染物が入っているエンジン(12)排気ガス流れを処理することを含む本発明に従う方法および装置を記述する。本発明の方法は、第一触媒ゾーン(18)と第二触媒ゾーン(28)が中に入っているモノリス体(16)を含む触媒部材の中を通して排気ガス流れを流して第一触媒ゾーン(18)内の触媒と接触させることにより、この排気ガス流れの中に入っている汚染物の少なくともいくらかを無害な生成物に変化させる段階を含んでいる。次に、この排気ガス流れを、この触媒部材から排出させて吸着ゾーン(24)の中を流すことにより、炭化水素汚染物の少なくともいくらかを吸着材組成物に吸着させる。次に、この排気ガス流れを上記吸着ゾーン(24)から排出させて上記第二触媒ゾーン(28)に流し込むことにより、この汚染物の少なくともいくらかを無害な生成物に変化させる。次に、このようにして処理した排気ガス流れを、適切な排気手段を通して大気に排出させる。好適な吸着材は、アルミナに対するシリカの比が比較的高くそして相対ブレンステッド酸性度が低いゼオライトである。好適な吸着材組成物はベータゼオライト類を含んでいる。この第二触媒ゾーンの上流地点で空気の如き酸化剤(32)をこの排気ガス流れに加えてもよい。
請求項(抜粋):
炭化水素および他の汚染物を含んでいるエンジン排気ガス流れを少なくとも冷機起動運転期間の間処理する方法において、(a)少なくとも該汚染物のいくらかを無害な生成物に変化させるに有効な第一触媒が中に入っている第一触媒ゾーンの中を通して該排気ガス流れを流し、(b)該ガス流れに残存している炭化水素を少なくともいくらか一時的に吸着するに有効な吸着材が含まれている吸着ゾーンの中を通して該第一触媒ゾーンの流出物を流し、(c)少なくとも炭化水素を無害な生成物に変化させるに有効な第二触媒が含まれている第二触媒ゾーンの中を通して該吸着ゾーンの流出物を流し、そして(d)この第一触媒ゾーンから第二触媒ゾーンに熱を伝達することにより、該第二触媒の効力を少なくとも冷機起動運転期間の間改良する、段階を含む方法。
IPC (4件):
F01N 3/24 ZAB ,  B01D 53/94 ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/24
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 低炭化水素排出量エンジン排気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-294241   出願人:コーニングインコーポレイテッド
  • 特開昭48-059212
  • 特開昭61-281015
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