特許
J-GLOBAL ID:200903064737895134
光通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-234313
公開番号(公開出願番号):特開平9-083434
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 子局間の送信波長間隔が狭くなったことを、高精度にかつ応答性よく検出でき、伝送品質を長期間に渡って維持できるようにする。【解決手段】 子局2a〜2cから互いに異なるサブキャリア周波数を持ち、かつ互いに異なる波長λa〜λcで送出される光強度変調信号を、光ファイバによる光伝送路3に乗せて、単一の親局1に伝送する光通信システムにおいて、子局の波長を規則的に変化させ、親局においてある周波数帯域での雑音量、その変化を検出器A5により検出し、その検出量により波長間隔の接近によるビート雑音増加による伝送品質劣化が予測される場合には、親局から子局に対し順次子局の波長の変化させ、その都度ある周波数帯域での雑音量、その変化を検出・比較することにより、ビート雑音増加の子局を判別し、その波長を親局から再設定させることにより、伝送品質を維持している。
請求項(抜粋):
単一の親局に光接続される光伝送路に複数の子局を光接続して、各子局と親局との間で互いに波長の異なる光強度変調信号を双方向に伝送する光通信システムであって、前記親局は、前記複数の子局から伝送される光強度変調信号を同時に受信可能な光受信器と、この光受信器の受信信号から任意の変調信号を選択して復調することで任意の子局情報信号を得る復調器と、前記複数の子局に伝送する情報信号を変調する変調器と、この変調器の出力信号を光強度変調信号に変換して前記光伝送路を介して前記複数の子局それぞれに送出する光送信器と、前記光受信器の受信出力からビート雑音成分を検出する雑音検出手段と、この雑音検出器により雑音成分が検出された場合に、それぞれの子局に波長制御を指示する波長制御指示情報を送出する波長制御指示情報送出手段と、この波長制御指示情報送出手段による各子局への波長制御指示に応じて前記雑音検出手段で得られるビート雑音成分の変化から送信波長にずれを生じた子局を判別し、当該子局に対し最適な波長を求めて波長設定情報を送出する波長設定情報送出手段とを備え、前記複数の子局はそれぞれ、親局から伝送される光強度変調信号を受信する光受信器と、この光受信器の受信信号から自己宛の情報信号を復調とする復調器と、前記親局へ伝送する情報信号を互いに異なる周波数で変調する変調器と、送信波長可変機能を持ち、前記変調器の出力信号を光強度変調信号に変換して前記光伝送路を介して前記親局へ送出する光送信器と、前記光送信器にビート雑音検出用のパターン信号を送出して送信波長を特定のパターンで変動させる信号発生器と、前記復調器から取得した情報信号から波長制御指示情報、波長設定情報を抽出し、波長制御指示情報の抽出時にその情報に応じて前記信号発生器を駆動制御し、波長設定情報の抽出時に前記光送信器の送信波長を設定値に制御する送信波長制御手段と、を備えることを特徴とする光通信システム。
IPC (6件):
H04B 10/02
, H04B 10/18
, G02F 2/00
, H04J 14/00
, H04J 14/02
, H04L 12/40
FI (4件):
H04B 9/00 M
, G02F 2/00
, H04B 9/00 E
, H04L 11/00 320
引用特許:
前のページに戻る