特許
J-GLOBAL ID:200903064811942409

油圧緩衝器のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-247935
公開番号(公開出願番号):特開2002-054676
出願日: 2000年08月10日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 外筒3に全ての部品を収容した状態で、外筒の案内孔3Bとオイルシール4及びロッドガイド15との嵌合部の隙間を介してガス封入することを可能にする一方、外筒の上端を本加締めした後は、ロッドガイドと外筒の案内孔との嵌合部を完全に密封することができる油圧緩衝器のシール構造を提供すること。【解決手段】 断面が略矩形のシール収容部Sの底部外周側にオイルシール4の外周シール部4Cのはみ出しを許容する逃げ部15Aを設け、油圧緩衝器SA内にガスを封入する際には、外周シール部がシール収容部の底部外周側の逃げ部にはみ出すことにより、外筒の案内孔に対する張りしろを小さくして油圧緩衝器内へのガスの通過を許容する一方、油圧緩衝器内に所定圧力のガスが封入された後は、ガス圧により上記逃げ部から押し戻され所要の張りしろを回復して、油圧緩衝器内を密封すること。
請求項(抜粋):
ピストンロッドを出没自在に案内するロッドガイドの外周側に形成されたシール収容部に収容され、油圧緩衝器の外殻をなす外筒の案内孔とロッドガイドとの嵌合部を密封する外周シール部と、ピストンロッドの摺動面を密封する内周シール部とが、インサートメタルを介して一体的に設けられている油圧緩衝器のシール構造において、断面が略矩形のシール収容部の底部外周側に外周シール部のはみ出しを許容する逃げ部を設け、油圧緩衝器内にガスを封入する際には、外周シール部がシール収容部の底部外周側の逃げ部にはみ出すことにより、外筒の案内孔に対する張りしろを小さくして油圧緩衝器内へのガスの通過を許容する一方、油圧緩衝器内に所定圧力のガスが封入された後は、ガス圧により上記逃げ部から押し戻され所要の張りしろを回復して、油圧緩衝器内を密封することを特徴とする油圧緩衝器のシール構造。
IPC (3件):
F16F 9/43 ,  F16F 9/36 ,  F16J 15/06
FI (3件):
F16F 9/43 ,  F16F 9/36 ,  F16J 15/06 L
Fターム (10件):
3J040AA02 ,  3J040AA13 ,  3J040BA01 ,  3J040HA02 ,  3J040HA15 ,  3J069AA54 ,  3J069CC22 ,  3J069DD38 ,  3J069DD44 ,  3J069DD47
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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