特許
J-GLOBAL ID:200903065062913711

パレットの不良検査システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318683
公開番号(公開出願番号):特開平9-159433
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 パレットの検査を人手によらず行うことが出来、しかもパレットの各部位に生じた種々の不良を自動的に検査して不良部位が生じたパレットを分別することが出来る検査システムを提供することを目的とする。【解決手段】 コンベアV1,V2と、このコンベアV1,V2と直角方向に延びるコンベアV3,V4を備え、コンベアV1の上流側にパレットが木製であるかプラスチック製であるかを判別する判別装置Aが設置され、コンベアV1に沿って、裏ボード欠損検知装置B,釘飛出し検査装置Cおよび長手方向側部欠損検知装置Dが設置され、コンベアV2に沿って長手方向がたつき検知装置Eが設置され、コンベアV3に沿って、表・裏ボード欠損検知装置Fと短手側部欠損検知装置Gが設置され、コンベアV4に沿って腐り検知装置H,ひび割れ検知装置Jおよび短手方向がたつき検知装置Kが設置され、木製パレットPについて各検知装置による検査が行われ、プラスチック製パレットP’については検知装置による検査が選択的に行われる。
請求項(抜粋):
物品を搬送するために使用される木製パレットおよびプラスチック製パレットの不良部位を検査するパレットの不良検査システムであって、パレットをその一方の側部と平行な方向に搬送する第1搬送部材と、この第1搬送部材の搬送方向と直角方向に延び第1搬送部材の下流側に接続されて第1搬送部材によって搬送されてきたパレットをその他方の側部と平行な方向に搬送する第2搬送部材と、第1搬送部材と第2搬送部材の接続部に配置され第1搬送部材によって搬送されてきたパレットをこのパレットの向きを変えることなく第2搬送部材に移載する移載装置とを備え、第1搬送部材の上流側に搬送されてくるパレットが木製であるかプラスチック製であるかを判別する判別装置が設置され、搬送されてくる木製パレットの裏面を構成するボードの欠損を検出する裏ボード欠損検知装置と、搬送されてくる木製パレットの木製部品を組み付ける釘の飛出しを検出する釘飛出し検査装置と、搬送されてくる木製パレットおよびプラスチック製パレットの搬送方向と平行な側部の欠損を検出する第1側部欠損検知装置と、搬送されてくる木製パレットの搬送方向と平行な側部を構成する木製部品のがたつきを検出する第1がたつき検知装置が、判別装置の設置位置よりも下流側の第1搬送部材または第2搬送部材のうち一方の搬送部材に沿って任意の順で設置され、搬送されてくる木製パレットの表面および裏面を構成するボードの欠損を検出する表・裏ボード欠損検知装置と、搬送されてくる木製パレットおよびプラスチック製パレットの搬送方向と平行な側部の欠損を検出する第2側部欠損検知装置と、搬送されてくる木製パレットの搬送方向と平行な側部の腐りを検出する腐り検知装置と、搬送されてくる木製パレットの表面のひび割れを検出するひび割れ検知装置と、搬送されてくる木製パレットの搬送方向と平行な側部を構成する木製部品のがたつきを検出する第2がたつき検知装置が、判別装置の設置位置よりも下流側の第1搬送部材または第2搬送部材のうち他方の搬送部材に沿って任意の順で設置され、判別装置によって搬送されてくるパレットがプラスチック製パレットであると判定されたとき、このパレットが通過する際に、裏ボード欠損検知装置、釘飛出し検査装置、第1がたつき検知装置、表・裏ボード欠損検知装置、腐り検知装置および第2がたつき検知装置がそれぞれ不作動にされることを特徴とするパレットの不良検査システム。
IPC (2件):
G01B 21/00 ,  B07C 5/04
FI (2件):
G01B 21/00 H ,  B07C 5/04
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • パレットの不良検査システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-318682   出願人:麒麟麦酒株式会社
  • 自動検査システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-019009   出願人:コニカ株式会社
  • パレット供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-126828   出願人:村田機械株式会社
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