特許
J-GLOBAL ID:200903065140880833

ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 敬二郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-228194
公開番号(公開出願番号):特開2003-276614
出願日: 2002年08月06日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】ステアリングシャフトの心ズレを防止できる、操作性に優れたステアリング装置を提供する。【解決手段】レバーLの操作により、アウターコラム21がテンション部材13とブラケット12との間で保持されることにより、チルト溝12aに沿った固定部材16,17の変位を阻止でき、且つインナーコラム11がアウターコラム21を介してブラケット12に対して保持されることにより、テレスコ溝11aに沿った固定部材16,17の変位を阻止でき、それによりステアリングシャフトSをチルト方向及びテレスコ方向に固定することができる。更に、レバーLの操作により、ブラケット12がアウターコラム21のフランジ部21c、21dを介してインナーコラム11に対し押圧力を付与するため、インナーコラム11はテンション部材13が接近する方向とは逆方向に押圧力を受けるので、一対のブラケット12の剛性が略等しいことから、インナーコラム11の中心位置を略一定に維持することができるため、ステアリングシャフトSの心ズレを効果的に抑制できる。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールを取り付けるステアリングシャフトを軸線方向変位自在に支持するステアリング装置において、前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するインナーコラムと、車体に取り付けられ、前記ステアリングシャフトの軸に対してそれぞれ対向する位置に配置された一対のブラケットと、前記一対のブラケットの間に延設されたテンション部材と、前記一対のブラケットの外部から前記テンション部材を固定する2つの固定部材と、前記ブラケットと前記固定部材との間に配設され、前記ブラケットと前記固定部材との間に相対変位を付与する付与部材と、前記テンション部材と前記ブラケットと前記固定部材との連結によって車体に保持され、少なくとも前記一対のブラケット間において、ブラケットの相対変位によって外周が前記一対の両ブラケットと接触する押圧部を持ち、かつ前記インナーコラムの外周を包持する内周面を持つアウターコラムとを有し、前記付与部材により付与された変位により、前記テンション部材と連動した前記一対のブラケットが接近し、それにより前記アウターコラムの押圧部を介して前記インナーコラムに対して押圧力が付与され、且つ前記インナーコラムが前記アウターコラムを介して前記ブラケットに対して、その軸方向位置を保持されるようになっていることを特徴とするステアリング装置。
Fターム (4件):
3D030DD18 ,  3D030DD19 ,  3D030DD25 ,  3D030DD79
引用特許:
審査官引用 (4件)
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