特許
J-GLOBAL ID:200903065155637820

1α,25-ジヒドロキシビタミンDの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-150935
公開番号(公開出願番号):特開2009-291171
出願日: 2008年06月09日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】従来の酵素と比べて、ビタミンDを効率良く1α,25-ジヒドロキシビタミンDに変換し得る酵素を発現する形質転換体を用いて、該化合物を効率良く製造する方法を提供する。【解決手段】特定のアミノ酸配列を有し、かつ25位水酸化活性と、高度な1α位水酸化活性を持つ、ビタミンD水酸化酵素を発現する、大腸菌・放線菌等の形質転換体を、ビタミンDの存在下で培養する、1α,25-ジヒドロキシビタミンDの製造方法。該酵素は、0.2μMビタミンD水酸化酵素の存在下で、10μMビタミンDと1mM NADPHとを30°C、20分間反応させた場合の1α,25-ジヒドロキシビタミンDへの変換率0.10%以上を示す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(a)〜(c)のいずれか1種のアミノ酸配列を有し、かつ下記(d)の活性を有するビタミンD水酸化酵素を発現する形質転換体を、ビタミンDの存在下で培養して、1α,25-ジヒドロキシビタミンDを得ることを特徴とする、1α,25-ジヒドロキシビタミンDの製造方法。 (a)配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列において、 73位のアルギニンがバリン、ロイシン又はイソロイシンに、及び84位のアルギニンがアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン、グリシン、システイン、グルタミン、アスパラギン、セリン、トレオニン、チロシン、アスパラギン酸又はグルタミン酸に置換された、改変アミノ酸配列 (b)前記改変アミノ酸配列において、前記73位のアルギニン及び84位のアルギニンの置換の他さらに、1から9個のアミノ酸の欠失、置換、逆位、付加及び挿入からなる群から選ばれる少なくとも1種の修飾を有するアミノ酸配列 (c)前記改変アミノ酸配列と70%以上の相同性を有する、前記73位のアルギニン及び84位のアルギニンの置換を含むアミノ酸配列 (d)0.2μM ビタミンD水酸化酵素の存在下で、10μM ビタミンDと1mM NADPHとを30°C、20分間反応させた場合の1α,25-ジヒドロキシビタミンDへの変換率は0.10%以上である
IPC (1件):
C12P 33/06
FI (1件):
C12P33/06
Fターム (31件):
4B024AA01 ,  4B024BA08 ,  4B024CA02 ,  4B024DA05 ,  4B024DA06 ,  4B024DA08 ,  4B024EA04 ,  4B024HA01 ,  4B050CC04 ,  4B050DD02 ,  4B050LL01 ,  4B064AC13 ,  4B064AC14 ,  4B064AG01 ,  4B064CA02 ,  4B064CA03 ,  4B064CA19 ,  4B064CA21 ,  4B064CB12 ,  4B064CC24 ,  4B064CD06 ,  4B064CD16 ,  4B064DA01 ,  4B065AA26X ,  4B065AA50X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BD27 ,  4B065CA05 ,  4B065CA27 ,  4B065CA44
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許出願公告平4-64678号公報
引用文献:
審査官引用 (6件)
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