特許
J-GLOBAL ID:200903065248509589

エッジ検出方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140512
公開番号(公開出願番号):特開平9-325011
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 照明操作によって変動成分が小さく設定される走査の開始位置の画素値を基準値とすることにより、照明変動、ノイズの影響及びピントのずれの変動に対して常に安定したエッジ検出が可能なエッジ検出方式を提供する。【解決手段】 走査の開始位置の画素値を基準値Sとして、1回目の走査を行い、この基準値Sに対して画素値の大小方向に隔てられた値をそれぞれ境界値として定める。例えば、強度画像曲線の立ち下がりのエッジ位置を検出する場合には、2回目の走査で、強度画像内の画素値が基準値Sより下側の境界値を通過する位置を求め、この通過位置からの3回目の走査で、最初の極値を求めることにより、極値と基準値Sとの中間値であるしきい値Tが定まる。このとき、画素値が一様となった側の走査の開始位置の画素値を基準値Sとしてしきい値Tを相対的に決定するので、照明変動の影響を受けずに常に適切なしきい値が設定でき、常に安定したエッジ検出が可能になる。
請求項(抜粋):
被測定対象を撮像して得られた画像に含まれるエッジのうち、検出しようとするエッジを含むように所定の走査領域を前記画像に設定して、この走査領域の前記検出しようとするエッジに対して一方の側の画素値が一様となるように光学系を調整すると共に、画素値が一様となった側から他方の側へ走査しながら、前記走査領域に含まれるエッジの位置を検出するエッジ検出方式において、前記走査の開始位置の画素値を基準値とし、この基準値に対して画素値の大小方向に隔てられた値をそれぞれ境界値として定める境界値設定手段と、前記走査領域内の画素値が前記境界値のうちの一方を通過した後の最初の極値を求めると共に、この極値及び前記基準値に基づいてエッジ検出のためのしきい値を定めるしきい値設定手段と、前記走査領域内の画素値が前記しきい値を最初に通過する位置をエッジ位置として定めるエッジ位置検出手段とを備えたことを特徴とするエッジ検出方式。
IPC (3件):
G01B 11/00 ,  G06T 7/00 ,  G06T 9/20
FI (3件):
G01B 11/00 H ,  G06F 15/62 400 ,  G06F 15/70 335 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)

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