特許
J-GLOBAL ID:200903065382205839

静油圧式無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-070332
公開番号(公開出願番号):特開2005-256979
出願日: 2004年03月12日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
【課題】 油圧閉回路内の作動油温上昇を抑制する。【解決手段】 油圧ポンプPと油圧モータMとを油圧閉回路を介して繋ぎ、油圧モータの容量を可変制御して無段変速するように静油圧式無段変速機CVTが構成される。油圧ポンプおよび油圧モータを回転自在に支持する変速機出力シャフト6内に形成されたスプール孔6d内に配設されたバルブスプール70を備え、変速機出力シャフト6に、外側通路57に繋がるとともにスプール孔に開口する外側分岐油路6b,6cと、内側通路56に繋がるとともにスプール孔に開口する内側分岐油路6aとが設けられる。そして、バルブスプール70の外周の右溝部72により外側分岐油路6b,6cと内側分岐油路6aを連通させるクラッチ解放位置と、バルブスプールの中央ランド部73により少なくとも高圧クラッチポートを塞ぐクラッチ接続位置との間でバルブスプールが移動可能であり、右溝部72を、オリフィス孔70dを有する排出油路を介して外部に連通させている。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
油圧ポンプと油圧モータとを油圧閉回路を介して繋いで構成され、前記油圧ポンプおよび油圧モータの少なくともいずれかの容量を可変制御して前記油圧ポンプの入力回転を変速して前記油圧モータの出力回転として取り出すように構成された静油圧式無段変速機において、 前記油圧ポンプおよび油圧モータを回転自在に支持する支持シャフト内に軸方向に延びて形成されたスプール孔内に移動可能に配設されたバルブスプールを備え、 前記支持シャフトに、前記油圧閉回路を構成する高圧側油路に繋がるとともに前記スプール孔に開口する高圧クラッチポートを有する高圧側クラッチ油路と、前記油圧閉回路を構成する低圧側油路に繋がるとともに前記スプール孔に開口する低圧クラッチポートを有する低圧側クラッチ油路とが設けられ、前記バルブスプールの外周に形成された連通溝により前記高圧クラッチポートと前記低圧クラッチポートとを連通させるクラッチ解放位置と、前記バルブスプールの外周面により少なくとも前記高圧クラッチポートを塞ぐクラッチ接続位置との間で前記バルブスプールが移動可能であり、 前記連通溝を、前記バルブスプールの内部に形成したメイン排出油路を介して外部に連通させたことを特徴とする静油圧式無段変速機。
IPC (1件):
F16H39/14
FI (1件):
F16H39/14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
  • 静油圧式無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-158215   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特公昭45-003329
  • 特開平4-203552
全件表示

前のページに戻る