特許
J-GLOBAL ID:200903065392486232

ガスタービン部品の材料劣化・損傷回復処理方法及びガスタービン部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 波多野 久 ,  関口 俊三 ,  猿渡 章雄 ,  古川 潤一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-174358
公開番号(公開出願番号):特開2005-350744
出願日: 2004年06月11日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】材料劣化・損傷等が生じたガスタービン部品を対象として、局部溶解による欠陥または再結晶がなく、且つγ′相が完全に固溶し、製造時の組織状態に回復させることを可能にし、新材と同等またはそれ以上の材料特性を有する部品とする。【解決手段】析出強化型の合金により構成され、高温下の使用により析出物の析出形態もしくは相の変化による材料の劣化、またはクリープもしくは疲労による損傷が生じたガスタービン部品の回復処理方法であって、部品に高圧下で熱処理を施す回復熱処理工程S1021、減圧下または不活性ガス雰囲気下で溶体化熱処理S103及び時効熱処理を施す熱処理工程S104とを備え、回復熱処理工程において、加圧下で昇降温を含めた熱処理を行うことにより、局部的な溶解の発生を抑えつつ、析出相の固溶もしくは再析出、またはクリープ、疲労に起因する損傷の回復処理を施す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
析出強化型の合金により構成され、高温下の使用により析出物の析出形態もしくは相の変化による材料の劣化、またはクリープもしくは疲労による損傷が生じたガスタービン部品の回復処理方法であって、前記部品に高圧下で熱処理を施す回復熱処理工程と、減圧下または不活性ガス雰囲気下で溶体化熱処理及び時効熱処理を施す熱処理工程とを備え、前記回復熱処理工程において、加圧下で昇降温を含めた熱処理を行うことにより、局部的な溶解の発生を抑えつつ、析出相の固溶もしくは再析出、またはクリープ、疲労に起因する損傷の回復処理を施すことを特徴とするガスタービン部品の材料劣化・損傷回復処理方法。
IPC (3件):
C22F1/10 ,  F01D25/00 ,  F02C7/00
FI (4件):
C22F1/10 H ,  F01D25/00 X ,  F02C7/00 A ,  F02C7/00 D
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭57-207163号公報
  • 特開昭51-151253号公報
  • 特開昭57-062884号公報
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審査官引用 (3件)

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