特許
J-GLOBAL ID:200903065426278537

廃棄物最終処分場

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森川 淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-105664
公開番号(公開出願番号):特開2007-275774
出願日: 2006年04月06日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】建設コストの増大を招くことなく、浸出水の増大を防止できる廃棄物最終処分場を提案すること。【解決手段】 埋立地2に3個の埋め立て領域21,22,23を形成し、1個の埋め立て領域21,22,23毎に廃棄物の埋め立てを行う。各埋め立て領域21,22,23に埋め立てを開始するとき、切り替え弁61,62,63を切り替えて排水管56,57,58を浸出水排水管81,82,83に接続して、埋め立てられた廃棄物10からの浸出水を浸出水処理設備に排出する。埋め立て領域21,22,23の埋め立てが完了すると、廃棄物10の表面にキャッピングシート11と覆土12を配置して、廃棄物への雨水の浸透を遮断して浸出水を実質的に零にする。従来のオープン型の廃棄物最終処分場と比較して、処理すべき浸出水の量を約3分の1に低減できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
区画構造(3)で区画された複数の埋め立て領域(21,22,23)を有し、この複数の埋め立て領域(21,22,23)の数よりも少ない数の埋め立て領域(21,22,23)に、同時に廃棄物(10)が埋め立てられる埋め立て設備(1)と、 上記複数の埋め立て領域(21,22,23)に夫々接続され、各埋め立て領域(21,22,23)から個別に排水を行う個別排水系統(56,57,58)と、 下流側に雨水排水設備が接続された雨水排水系統(71,72,73)と、 下流側に、上記廃棄物(10)からの浸出水を処理する浸出水処理設備が接続された浸出水排水系統(81,82,83)と、 上記個別排水系統(56,57,58)を上記雨水排水系統(71,72,73)又は上記浸出水排水系統(81,82,83)に切り替えて接続する切り替え接続装置(61,62,63)であって、上記埋め立て領域(21,22,23)への廃棄物(10)の埋め立てが開始される前は、この埋め立て領域(21,22,23)に接続された上記個別排水系統(56,57,58)を上記雨水排水系統(71,72,73)に接続する一方、上記埋め立て領域(21,22,23)への廃棄物(10)の埋め立てが開始された後は、この埋め立て領域(21,22,23)に接続された上記個別排水系統(56,57,58)を上記浸出水排水系統(81,82,83)に接続する切り替え接続装置(61,62,63)と、 上記廃棄物(10)の埋め立てが終了した埋め立て領域(21,22,23)に設けられ、この埋め立て領域(21,22,23)の廃棄物(10)への雨水の流入を遮断する遮水構造(11,12)と を備えることを特徴とする廃棄物最終処分場。
IPC (1件):
B09B 1/00
FI (1件):
B09B1/00 F
Fターム (3件):
4D004AA46 ,  4D004AB01 ,  4D004BB04
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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