特許
J-GLOBAL ID:200903065457054920

ビスフェノールの合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 松本 研一 ,  小倉 博 ,  伊藤 信和 ,  黒川 俊久
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-560357
公開番号(公開出願番号):特表2006-509818
出願日: 2003年12月04日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 改質イオン交換樹脂触媒の存在下でフェノールとケトンを反応させることからなるビスフェノールを製造するための工業規模の連続法。【解決手段】 改質イオン交換樹脂は、メルカプト系促進剤で中和することによって改質した架橋ゲル状酸官能化ポリスチレン樹脂からなる。
請求項(抜粋):
ケトンとフェノールを反応させてビスフェノールを形成するための工業規模の連続方法であって、フェノール/ケトンモル比約4〜約65のフェノールとケトンを含む供給原料を重量時間空間速度約0.1〜約10及び初期温度約30〜約100°Cで改質イオン交換樹脂触媒に流して反応させて流出液を生成させることを含んでなり、ケトンは百万部当たり250部未満のメタノールを含んでおり、改質イオン交換樹脂触媒は、酸性部位を有する架橋ゲル状酸官能化ポリスチレン樹脂からなるもので、その改質前の酸性ミリ当量値が乾燥状態で触媒1グラム当たり約3.5以上であり、その架橋度が約1.5〜約8%であり、該樹脂はメルカプト系促進剤を用いた酸性部位の中和によって改質されていてその中和度が樹脂酸性部位の約35〜約75モル%であり、メルカプト系促進剤は以下の式の促進剤化合物I及びII、それらの誘導体及び混合物からなる群から選択され、流出液が初期温度よりも約4〜約40°C高い温度を有する、方法。
IPC (2件):
C07C 37/20 ,  C07C 39/16
FI (2件):
C07C37/20 ,  C07C39/16
Fターム (10件):
4H006AA02 ,  4H006AC25 ,  4H006AC42 ,  4H006BA52 ,  4H006BA72 ,  4H006BD20 ,  4H006BD70 ,  4H039CA10 ,  4H039CA60 ,  4H039CD40
引用特許:
出願人引用 (12件)
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