特許
J-GLOBAL ID:200903065507394728

ピリジン-トリ(置換又は非置換フェニル)ボランの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-036277
公開番号(公開出願番号):特開2003-238572
出願日: 2002年02月14日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】本発明は、殺虫剤、船底防汚剤及び忌避剤などの有効成分として有用なピリジン-トリ(置換又は非置換フェニル)ボラン錯体を工業的に有利に得る新しい製造法を提供することにある。【解決手段】次式(II)(式中、Rは水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子であり、nは1又は2の整数であり、Xはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウムである)で示されるテトラ(置換又は非置換フェニル)ボロンのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアンモニウム塩を、次式(III)(式中、Yは無機酸の酸残基を表す)で示されるピリジン無機酸塩と反応させて次式(IV)(式中、R及びnは前記の意味をもつ)で示されるピリジニウム・テトラ(置換又は非置換フェニル)ボレートを生成し、次いで式(IV)のピリジニウム・ボレート化合物を加熱することによる、次式(I)(式中、R及びnは前記の意味をもつ)で示されるピリジン-トリ(置換又は非置換フェニル)ボラン錯体の製造法。
請求項(抜粋):
次式(II)【化1】(式中、Rは水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子であり、nは1又は2の整数であり、Xはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウムである)で示されるテトラ(置換又は非置換フェニル)ボロンのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアンモニウム塩を、次式(III)【化2】(式中、Yは無機酸の酸残基を表す)で示されるピリジン無機酸塩と反応させて次式(IV)【化3】(式中、R及びnは前記の意味をもつ)で示されるピリジニウム・テトラ(置換又は非置換フェニル)ボレートを生成し、次いで式(IV)のピリジニウム・ボレート化合物を加熱することによる、次式(I)【化4】(式中、R及びnは前記の意味をもつ)で示されるピリジン-トリ(置換又は非置換フェニル)ボラン錯体の製造法。
IPC (2件):
C07F 5/02 ,  C07D213/06
FI (2件):
C07F 5/02 D ,  C07D213/06
Fターム (12件):
4C055AA01 ,  4C055BA01 ,  4C055CA01 ,  4C055DA01 ,  4C055GA02 ,  4H048AA02 ,  4H048AB02 ,  4H048BC10 ,  4H048BD70 ,  4H048VA32 ,  4H048VA75 ,  4H048VB10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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