特許
J-GLOBAL ID:200903065513332971

核燃料棒の運転に関する熱的・機械的限界を決定するための方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-399853
公開番号(公開出願番号):特開2001-296382
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 原子炉運転時に核燃料棒が燃料棒内圧に関する基本認可基準を遵守していることを実証するための方法及びシステム(100)の提供。【解決手段】 各原子炉の運転サイクルに関する燃料サイクル設計及び認可プロセスについて核燃料棒評価方法(300)を実施する。評価方法(300)は、炉心内の各燃料棒の実際の運転出力レベルの経験的データに基づく燃料棒別の内圧解析を含む。コンピュータプログラム(300)は、以前の燃料サイクルで収集した経験的情報及び次の燃料サイクルでの原子炉の運転計画(304)に基づいて炉心内の各燃料棒に関する個別の燃料棒出力履歴を作成する(308)。次いで、各燃料棒で作成した出力履歴を用いて、次の燃料サイクルでの各燃料棒の熱的及び機械的超過出力限界並びに最大内圧を計算する(310、314、316)。次の燃料サイクルに関して計算された燃料棒の最大内圧並びに最大の熱的及び機械的超過出力応力が基本認可限界より低いことを確認することで、認可条件を遵守(318)していることが実証される。
請求項(抜粋):
原子炉の炉心内にある燃料棒の熱的・機械的運転限界に基づいて原子炉に関する出力限界基準を決定するための方法において、(a)以前の燃料サイクル中に収集された経験的情報及び次の燃料サイクル中における原子炉の運転計画に基づいて炉心内の各燃料棒に関する個別の燃料棒出力履歴を作成する工程(308)と、(b)工程(a)において作成された出力履歴に基づいて次の燃料サイクル中における炉心内の各燃料棒の内圧データを計算する工程(314)と、(c)最大内圧を有する燃料棒を判別する工程(316)と、(d)判別された燃料棒の出力履歴に基づいて熱的・機械的運転限界を決定する工程(318)とをコンピュータによって実行する、方法。
IPC (2件):
G21C 17/00 ,  G21C 17/06
FI (3件):
G21C 17/00 U ,  G21C 17/00 S ,  G21C 17/06 Y
引用特許:
審査官引用 (7件)
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