特許
J-GLOBAL ID:200903065547686624
ガスセンサ及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-156389
公開番号(公開出願番号):特開平11-352095
出願日: 1998年06月04日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 溶接接合される2以上の筒状部を含むものとしてケーシングが構成されるガスセンサにおいて、筒状部に対する極度に厳しい寸法管理を行わなくとも溶接不良を生じにくい構造を有するガスセンサを提供する。【解決手段】 ガスセンサ1においては、検出素子2を覆うケーシング10において、軸線方向に重なり部が生ずる形で配置される2つの筒状部、例えばプロテクタ11(外側部材)と主体金具9のプロテクタ装着部9a(内側部材)のうち、外側部材11に周方向の径小部81を加締め等により形成し、さらに、その径小部81に周方向の溶接部83を形成して内側部材9aと接合するようにした。このような径小部81の形成により、溶接部形成位置における外側部材11と内側部材9aとの間の隙間量が減少して密着性が高められ、溶接不良が発生しにくくなる。また、外側部材と内側部材との径差管理を厳しく行わなくとも良好な溶接接合状態が得られるので、ガスセンサの製造能率及び歩留まり向上が達成される。
請求項(抜粋):
先端部に検出部が形成された棒状ないし筒状形態をなし、測定対象となるガス(以下、被測定ガスという)中の被検出成分を検出する検出素子と、前記検出部への被測定ガスの流通を許容した状態で、前記検出素子の外側を覆う筒状のケーシングとを備え、そのケーシングは、軸線方向に隣接配置される2つの筒状部を少なくとも含んで構成され、それら2つの筒状部は、対応する端部において一方のもの(以下、内側部材という)が他方のもの(以下、外側部材という)の内側に位置する形で重なり部を生ずるように配置されており、その重なり部において、前記外側部材にはその軸線方向中間に周方向の径小部が形成されるとともに、その径小部に形成された周方向の溶接部により、それら外側部材と内側部材とが気密状態で接合されていることを特徴とするガスセンサ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
酸素センサの二重プロテクタ構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-116859
出願人:日産自動車株式会社
-
酸素センサの防水構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-341665
出願人:日本特殊陶業株式会社
-
酸素センサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-336581
出願人:日本電子機器株式会社
前のページに戻る