特許
J-GLOBAL ID:200903065632800991

画像データ伸長装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004066
公開番号(公開出願番号):特開平9-261645
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 線形変換を経て圧縮された画像データを高速に伸長する画像データ伸長装置を提供する。【解決手段】 エントロピー復号化部2024での復号によって得られた1ブロック分の非零係数は、非零係数スキャン順番号計算部2023a及び非零係数位置変換部2023bによって算出された位置座標に従って係数記憶部121に格納される。格納された非零係数は、逆量子化部2022によって逆量子化される。非零係数範囲計算部122は、非零係数が格納されている係数記憶部121内の領域と特定する。演算順序制御部123は、特定された領域に存在する非零係数だけを対象として逆DCTが行われるように逆DCT部2021を制御する。
請求項(抜粋):
n(正の整数)次元座標空間内の各画素点が有する画素データの集まりに対してn次元線形変換を行い、その結果得られるn次元座標空間内の各係数を所定順序に従って一列に並べ、その列における非零係数とその位置を示す順番号との組からなる組データを符号化することによって前記画素データを圧縮する圧縮装置に対応して用いられる画像データ伸長装置であって、前記n次元座標空間内の各係数を記憶する領域を有する記憶手段と、前記全ての係数を零として前記記憶手段に格納する初期化手段と、前記組データが与えられると、その組データに含まれる順番号に基づいて、その組データに含まれる非零係数の前記n次元座標空間における座標値を算出する座標値算出手段と、前記座標値算出手段により算出された座標値に対応する前記記憶手段の記憶箇所に前記非零係数を格納する格納手段と、前記記憶手段において非零係数が格納されている領域を特定する非零係数領域特定手段と、前記非零係数領域特定手段により特定された領域内の係数のみを用いて積和演算で表現されるn次元逆変換を行うことにより元画素データ相当のデータを復元する逆変換手段とを備えたことを特徴とする画像データ伸長装置。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  H03M 7/30 A ,  H04N 1/41 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る