特許
J-GLOBAL ID:200903065711745432

大断面トンネルの外郭覆工体の構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-221515
公開番号(公開出願番号):特開2000-054782
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【解決課題】トンネル断面を任意な形状に設定可能な大断面トンネルの外郭覆工体を構築工法を提供する。【手段】トンネル外郭部10を、円形の小断面1s,9sと、マンボウ型の小断面2s〜8s,10s〜16sと、両端鼓型の小断面18s,17sとに分割し、各小断面1s〜18sを凸状円孤と凹状円弧とを嵌合・隣接させると共に、上下部11,12においては隣接する一方の小断面の直線部分と他方の小断面の直線部分とを若干角度付け(角度θ)しながら配列してアーチ状とし、左右両側部13,14においては各小断面を角度付けせずに直線状とする。次に、円形の小断面1s,9sを第1の基本掘進機1によって、マンボウ型の小断面2s〜8s,10s〜16sを第2の基本掘削機2によって、両端鼓型の小断面17s,18sを第3の基本掘進機3によってそれぞれ掘削すると共に、RC造の函体等によって覆工して18の要素トンネルを構築し、各要素トンネルを接続・一体化して外郭覆工体を構築する。
請求項(抜粋):
トンネル外郭部を複数の小断面に分割し、各小断面を先行掘削及び覆工して複数の要素トンネルを構築すると共に、隣接する各要素トンネル間を接続して外郭覆工体を構築した後、当該外郭覆工体内部を掘削して地中に大断面トンネルを構築するに当たり、前記各小断面を、円形の第1の基本形状、又は前記円形の一側部に二つの凹状の半円とこれら半円の上下端同志を同一長さの直線で結んで成る鼓型を組み合わせた際の外郭によって規定される第2の基本形状、又は前記円形の両側部に前記鼓型を組み合わせた際の外郭によって規定される第3の基本形状、又は前記第1乃至第3の基本形状を凸状円弧と凹状円弧とが直線状に又は角度付けして嵌合するように適宜組み合わせて成る組合せ形状のいずれかに設定すると共に、隣接する一方の小断面の凸状円弧と他方の小断面の凹状円弧とを直線状に又は角度付けして嵌合・隣接させ、各小断面を当該小断面に掘削断面形状が合致する掘進機によって掘削することを特徴とする大断面トンネルの外郭覆工体の構築工法。
IPC (3件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08 ,  E21D 13/02
FI (3件):
E21D 9/06 301 D ,  E21D 9/08 A ,  E21D 13/02
Fターム (14件):
2D054AA05 ,  2D054AB00 ,  2D054AD22 ,  2D054BA10 ,  2D054BA23 ,  2D054BA25 ,  2D055AA00 ,  2D055AA01 ,  2D055AA02 ,  2D055BB04 ,  2D055CA01 ,  2D055CA04 ,  2D055JA00 ,  2D055KB04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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