特許
J-GLOBAL ID：200903065765332575
溶接性、音響異方性及び板厚中心部の靭性に優れた厚物780N/mm2 級鋼の製造方法
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
鈴江 武彦 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-147216
公開番号（公開出願番号）：特開平10-001720
出願日： 1996年06月10日
公開日（公表日）： 1998年01月06日
要約：
【要約】【課題】溶接性、音響異方性、板厚中心部の靭性に優れた厚物780N/mm 2 級鋼の製造方法を提供する。【解決手段】重量%でC:0.055-0.09, Mn:0.5-1.5,P: ≦0.01,S: ≦0.01,Ni:0.5-3.0,Mo:0.1-0.8,Nb:0.003-0.03,Al:0.01-0.08,N:0.001-0.008 含有しCeq=(C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14) ≧0.48で残部鉄からなる実質的にBを含有しない鋼を,1000-1200 °Cの温度範囲に加熱し,鋼板表面温度がTF 〜1150°Cの範囲内で熱間圧延を終了し,この時圧下率を板厚1/2tの温度T°Cに対し1パス当りε=1.5×103 ×exp(-5.5×10-3×T)%以上とし,圧延終了後Ar3 変態点以上から直接焼入し,次いでAc1 変態点以下の温度に焼戻し処理する溶接性,音響異方性及び板厚中心部の靭性に優れた厚物780N/mm 2 級鋼の製造方法。ただし、TF =(20Mn+10Ni+15Cr+100Mo+1500Nb+15Cu+150V+500(Ti-3.42N)-8 √板厚(mm)+830)
請求項（抜粋）：
重量%で、C:0.055〜0.09%、Mn:0.5〜1.5%、P:0.01%以下、S:0.01%以下、Ni:0.5〜3.0%、Mo:0.1〜0.8%、Nb:0.003〜0.03%、Al:0.01〜0.08%、N:0.001〜0.008%含有し、Ceq=(C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14)で定義されるCeq値が0.48以上であり、残部が鉄からなる実質的にBを含有しない鋼を、1000〜1200°Cの温度範囲に加熱し、TF =(20Mn+10Ni+15Cr+100Mo+1500Nb+15Cu+150V+500(Ti-3.42N)-8√板厚(mm)+830)なるパラメーターTF に対し、鋼板の表面温度がTF 〜1150°Cの範囲内で熱間圧延を終了させ、このとき、圧下率を、板厚1/2tの温度T°Cに対し、1パスあたりε=1.5×103 ×exp(-5.5×10-3×T)%以上の圧下率で圧延し、圧延終了後、Ar3変態点以上から直接焼入し、次いで、Ac1変態点以下の温度に焼戻し処理する、溶接性、音響異方性及び板厚中心部の靭性に優れた厚物780N/mm2 級鋼の製造方法。
IPC (5件)：
C21D 8/00
, C21D 9/00 101
, C22C 38/00 301
, C22C 38/12
, C22C 38/50
C21D 8/00 A
, C21D 9/00 101 A
, C22C 38/00 301 A
, C22C 38/12
, C22C 38/50
