特許
J-GLOBAL ID:200903065801965580

画像形成方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-313626
公開番号(公開出願番号):特開2008-100526
出願日: 2007年12月04日
公開日(公表日): 2008年05月01日
要約:
【課題】不吐出検出等のステップを経ずに、不良ノズルによる画質劣化の視認性を低減させることができる画像形成方法及び装置を提供する。【解決手段】描画対象の画像データに基づいて算出される打滴率を基に決定されるドット配置から成るドット集合体によって階調表現を行う画像形成方法であって、打滴率が高い領域においては、主走査方向にドット同士が所定の重ね割合で重なり合って並ぶ主走査方向ドットラインを形成し、打滴率が低い領域においては、主走査方向に対して所定の傾き角を有する斜め方向ドットラインを形成する。最小ドット径をDmin、主走査方向に隣接するドット間ピッチをPtとするとき、Dmin/2 ≧ Ptを満たし、打滴率が低くなるに従って斜め方向ドットラインのドット列の並び方向を前記副走査方向に平行な方向に近づけるように、濃度に応じて当該1画像内で斜め方向ドットラインの傾き角を変更する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
複数のノズルを有する記録ヘッドから記録媒体に向けて液滴を吐出させ、前記記録ヘッド及び前記記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記記録媒体を相対移動させることにより前記記録媒体上に画像を形成する画像形成方法であって、 主走査方向及び副走査方向にそれぞれ複数の画素を含む所定の領域の単位で描画対象の画像を複数の領域に区分し、各領域内で濃度を所定の濃度にする画像出力を行う際に、その領域内で1ノズルが打滴可能な最大ドット数に対して実際にノズルが打滴するドット数の割合を「打滴率」というとき、前記各領域について同一領域内で各ノズルの打滴率は略同一とし、描画対象の画像データに基づいて算出される打滴率を基に決定されるドット配置から成るドット集合体の打滴密度によって階調表現を行うものとし、 描画対象の画像データに基づいてノズルの打滴率を算出する打滴率算出工程と、 前記打滴率算出工程で算出された打滴率を基にドット配置のパターンを決定するドット配置決定工程と、 前記ドット配置決定工程で決定されたドット配置を実現すべく前記記録ヘッドによる打滴動作を制御する打滴制御工程と、を含み、 前記打滴率算出工程で算出された打滴率が最大打滴率よりも低く、かつ所定の判定基準値よりも高い領域において、当該打滴率に応じて前記相対移動方向と略直交する主走査方向に連続的にドット同士が所定の重ね割合で重なり合って並ぶ主走査方向ドットラインを形成し、 前記打滴率算出工程で算出された打滴率が所定の判定基準値よりも低い領域において、 当該打滴率に応じて前記相対移動方向と略直交する主走査方向に対して所定の傾き角を有する直線上に連続的にドット同士が所定の重ね割合で重なり合って並ぶ斜め方向ドットラインを形成するものであり、 前記ドットラインを構成するドットの最小ドット径をDmin、主走査方向に隣接するドット間ピッチをPtとするとき、 Dmin/2 ≧ Pt を満たし、 前記打滴率が所定の判定基準値よりも低くなるに従って、前記斜め方向ドットラインのドット列の並び方向を副走査方向に平行な方向に近づけるように、前記描画対象の画像データが示す濃度に応じて当該1画像内で前記斜め方向ドットラインのドット列の並び方向を変更することを特徴とする画像形成方法。
IPC (1件):
B41J 2/01
FI (1件):
B41J3/04 101Z
Fターム (7件):
2C056EA08 ,  2C056EB58 ,  2C056EC07 ,  2C056EC41 ,  2C056EC69 ,  2C056ED05 ,  2C056FA13
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る