特許
J-GLOBAL ID:200903065875444883

物質検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大場 充 ,  堀川 美夕紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-068846
公開番号(公開出願番号):特開2009-222619
出願日: 2008年03月18日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】簡便な構成、低コストで、複数種の特定物質の有無や濃度を精度良く検出できる物質検出システムを提供することを目的とする。【解決手段】ガスに含まれる物質が分子認識膜42に吸着されることで生じる振動子41の振動周波数の変化に基づき、測定処理部50で物質の種類や量(濃度)を検出する。このとき、複数の振動子41を備え、振動子41の形式、振動子41に設けた分子認識膜42の材質を異ならせ、その識別能を高めた。また、センサ部40の前段に設けた吸着体でガスに含まれる物質を吸着し、ヒータワイヤの加熱により吸着体から物質を脱離させるようにし、物質の脱離タイミングをセンサ部40、測定処理部50で検出することで、物質の種類の識別能を高めた。また、ポンプ20においてガスを圧縮してシステム内に送り込むことで、微小なガス量でも高感度な検出を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
検出対象のガスに含まれる特定物質の種類および濃度の少なくとも一方を検出する物質検出システムであって、 検出対象のガスをシステム内に導入するとともに、導入した前記ガスを前記システム内で搬送するためのポンプと、 前記ポンプで前記システム内に導入した前記ガスに含まれる前記特定物質を吸着する吸着部と、 前記吸着部で吸着した前記特定物質を前記吸着部から脱離させるヒータと、 前記吸着部から脱離した前記特定物質を吸着または付着する感応膜を備え、前記感応膜に前記特定物質が吸着または付着することにより振動周波数が変化する複数の振動子と、 前記振動子の振動周波数の変化を検出し、前記振動子の振動周波数の変化タイミングに基づいて得られる前記特定物質の種類、および前記振動周波数の変化量に基づいて得られる前記特定物質の濃度の少なくとも一方を検出する検出部と、を備えることを特徴とする物質検出システム。
IPC (1件):
G01N 5/02
FI (1件):
G01N5/02 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-217217号公報
  • 呼気分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-185575   出願人:スズキ株式会社
審査官引用 (2件)
  • 分子検出センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-073741   出願人:独立行政法人産業技術総合研究所, オリンパス株式会社
  • 匂い測定方法および匂い測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-155170   出願人:財団法人理工学振興会

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