特許
J-GLOBAL ID:200903065880118684

暖房用温水制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-035867
公開番号(公開出願番号):特開2006-219058
出願日: 2005年02月14日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】 流量制御弁が放熱器に微少流量の高温の温水を供給するよう制御をしているときに、放熱器を循環している温水の温度が変化しないようにする。【解決手段】 送水管路11にエンジン1から導入された温水をバイパス管路13に流すことで水車18を回転させ、水車18と同軸のポンプ19が放熱器6の循環管路14の温水を強制的に循環させるようにした暖房用温水制御装置5において、放熱器6の温水出口から温水が戻ってくる循環管路14と戻り管路12との間に逆止弁22を設け、流量制御弁16を介して循環管路14に送り込まれる温水の流量が0または微少のとき、循環管路14の低温の温水と戻り管路12の高温の温水との間で生じようとする自然対流を逆止弁22が阻止することで、戻り管路12から循環管路14への熱伝達をなくした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
自動車のエンジンの冷却水循環回路と暖房用の放熱器との間に配置されて前記エンジンから前記放熱器へ供給される温水の流量を制御する暖房用温水制御装置において、 前記エンジンの冷却水出口から供給される温水を前記放熱器の温水入口へ送る送水管路と前記放熱器の温水出口の温水を前記エンジンの冷却水入口へ戻す戻り管路との間に接続されて、前記冷却水出口における温水の水圧と前記冷却水入口における温水の水圧との差を所定値以下に保つための定差圧弁と、 前記送水管路に介挿され、前記冷却水出口から供給された温水の流量を制御して前記放熱器の前記温水入口と前記温水出口とを接続して構成される循環回路の一部をなす循環管路へ供給する流量制御弁と、 前記定差圧弁に並列に設けられたバイパス管路と、 前記バイパス管路を流れる温水の流れにより回転される水車と、 前記循環管路の中に配置され、前記水車とは軸により連結されていて前記水車により回転駆動されることで前記循環管路内の温水を循環させるポンプと、 前記放熱器の前記温水出口における温水の水圧を受けて前記放熱器の前記温水出口から前記戻り管路を介して前記冷却水入口へ戻される温水の流れを許容する側に作用し、前記バイパス管路を流れる温水の水圧を受けて前記バイパス管路から前記循環管路への温水の流れを阻止する側に作用する逆流防止部と、 を備えていることを特徴とする暖房用温水制御装置。
IPC (1件):
B60H 1/08
FI (1件):
B60H1/08 621C
引用特許:
出願人引用 (3件)

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