特許
J-GLOBAL ID:200903065903363703

海苔混合液の異物分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-316549
公開番号(公開出願番号):特開2004-194501
出願日: 2002年10月30日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】従来の混合液中の重い異物を遠心力を利用して分離し、海苔混合液室の底部に設けた隙間の外側に広幅の環状枠板部を設け、環状枠板部に異物を集積する構成では、底隅部に異物の一部が集積すると共に生海苔も残る。従って、生海苔が無駄であり、貴重な生海苔が利用されない。諸般の事情から生海苔の廃棄は、海苔業者にとって耐え難き状況である。【構成】本発明は、供給口と異物排出口を備えた海苔混合液室と、海苔混合液室に設けた選別ケーシングの上面に設けた海苔混合液室の内壁面に面一とした選別リングと、選別リングの下側に隙間をもって設けた回転部と、回転部を支持し、隙間を形成する回転軸と、回転軸駆動用の駆動源と、選別ケーシングに設けた生海苔排出口と、ポンプを備えたホースでなる海苔混合液の異物分離装置である。海苔混合液室に底隅部を設けない構成として生海苔の廃棄をなくし、資源の有効利用、歩留まりの向上、合理性の追及が図れる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
フレームに設けた外枠と、この外枠とスペースを置いて設けたパンチング壁と、このパンチング壁の下方に設けた選別リングと、この選別リングの下方に設けた略椀型の選別ケーシングと、この選別ケーシングに貫設した回転軸に設けた回転部と、この回転部と前記選別リングとの間に設けた生海苔吸込み用の隙間と、 前記パンチング壁と前記回転部とで形成した海苔混合液室と、前記回転軸を駆動する駆動源と、前記海苔混合液室に設けた海苔混合液導入用の供給口、及び異物排出用の異物排出口と、前記選別ケーシングに設けた生海苔排出用の生海苔排出口と、この生海苔排出口に設けたポンプを備えた生海苔搬送用の管体とで構成した海苔混合液の異物分離装置。
IPC (1件):
A23L1/337
FI (1件):
A23L1/337 103C
Fターム (1件):
4B019LT04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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