特許
J-GLOBAL ID:200903065977803527
曲げ疲労寿命に優れるクランクシャフトおよびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-206912
公開番号(公開出願番号):特開2005-060723
出願日: 2003年08月08日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】曲げ疲労寿命に優れたクランクシャフトを提供する。【解決手段】クランクピン部およびジャーナル部の表面に焼入れ硬化層を有するクランクシャフトにおいて、鋼組織を、質量%でC:0.35〜0.7 %、Si:0.30〜1.1 %、Mn:0.2 〜2.0 %、Al:0.005 〜0.25%、Ti:0.005 〜0.1 %、Mo:0.05〜0.6 %、B:0.0003〜0.006 %、S:0.06%以下、P:0.02%以下およびCr:0.2 %以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、母材組織を、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上とし、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒径を硬化層全厚にわたり12μm 以下とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
クランクピン部およびジャーナル部の表面に焼入れ硬化層を有するクランクシャフトであって、
C:0.35〜0.7 mass%、
Si:0.30〜1.1 mass%、
Mn:0.2 〜2.0 mass%、
Al:0.005 〜0.25mass%、
Ti:0.005 〜0.1 mass%、
Mo:0.05〜0.6 mass%、
B:0.0003〜0.006 mass%、
S:0.06mass%以下、
P:0.02mass%以下および
Cr:0.2 mass%以下
を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の表面硬化層の旧オーステナイト粒径が硬化層全厚にわたり12μm 以下であることを特徴とする、曲げ疲労寿命に優れるクランクシャフト。
IPC (6件):
C22C38/00
, C21D1/10
, C21D9/30
, C22C38/38
, C22C38/60
, F16C3/08
FI (6件):
C22C38/00 301A
, C21D1/10 H
, C21D9/30 A
, C22C38/38
, C22C38/60
, F16C3/08
Fターム (22件):
3J033AA02
, 3J033AB03
, 3J033AC01
, 3J033BA01
, 3J033BA15
, 3J033BB02
, 4K042AA16
, 4K042BA04
, 4K042BA10
, 4K042CA02
, 4K042CA04
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA09
, 4K042CA10
, 4K042CA12
, 4K042CA13
, 4K042DA01
, 4K042DB01
, 4K042DC02
, 4K042DC03
引用特許: