特許

J-GLOBAL ID：200903066081290691

雑音環境適応デジタル受信装置

発明者： 片山 正昭 ,  山里 敬也 ,  岡田 啓 ,  平山 雄一
出願人/特許権者： 独立行政法人科学技術振興機構
代理人 (1件)： 加古 進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-367970
公開番号（公開出願番号）：特開2005-136517
出願日： 2003年10月28日
公開日（公表日）： 2005年05月26日
要約：

【課題】雑音の統計的性質の変化に追従する情報を積極的に利用し、雑音特性に適した受信を行うことができるような雑音環境適応デジタル受信装置の提供【解決手段】送信機側では通常の誤り訂正符号化を行い、伝送路の性質に適した波形整形・変調を行って、送信している。図の受信機では、受信した受信信号を、誤り訂正符号化された情報が伝送されているチャネル(コミュニケーション・チャネル:複数でも良い)と、情報伝送に使用されてないチャネル(アウトチャネル:複数でも良い)とを、チャネル分離部102で分離する。情報伝送に使用されてないチャネル(アウトチャネル)において、雑音の統計的性質を雑音推定部106で推定する。雑音推定部106で推定した雑音の統計的性質と、情報が伝送されているチャネル(コミュニケーション・チャネル)の信号とに基づき、デジタル情報再生部104で送信された情報の再構成(復号)が行われる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

誤り訂正符号化された信号を受信する雑音環境適応デジタル受信装置であって、 受信信号を、通信に使用しているチャネルと通信に使用していないチャネルとに分離するチャネル分離部と、 前記チャネル分離部からの通信に使用していないチャネルの出力で、雑音の統計データを推定する雑音データ推定部と、 通信に使用しているチャネルの出力と、前記雑音データ推定部からの雑音の統計データを用いて、誤り訂正符号化された信号を復号する復号部と を備えることを特徴とする雑音環境適応デジタル受信装置。

IPC (2件)：

H04L27/38 ,  H04L27/22

FI (2件)：

H04L27/00 G ,  H04L27/22 Z

Fターム (10件)：

5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004FD00 ,  5K004FD05 ,  5K004FD06 ,  5K004FH00 ,  5K004JD00 ,  5K004JD05 ,  5K004JD06 ,  5K004JH00

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 復号装置及び復号方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-022948   出願人：松下電器産業株式会社
• OFDM信号送受信装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-057116   出願人：日本電信電話株式会社
• 軟判定復号装置及び軟判定復号方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-113014   出願人：松下電器産業株式会社

引用文献：

出願人引用 (1件)

• 電力線雑音環境下におけるターボ符号の性能に関する一考察