特許
J-GLOBAL ID:200903082733433223

OFDM信号送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-057116
公開番号(公開出願番号):特開2002-261726
出願日: 2001年03月01日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】 OFDM信号のデータ伝送効率を向上させる。【解決手段】 防護区間長の決定および符号化方式および復号方式および変調方式および復調方式の設定を遅延の時間的広がりの推定結果およびSN比推定結果の双方を考慮して行う。
請求項(抜粋):
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を送信する送信装置と、OFDM信号を受信する受信装置とを備え、前記受信装置は、受信信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換回路と、このアナログ・ディジタル変換回路より出力される信号の防護区間を通信相手局から到来する制御信号に含まれる防護区間長信号にしたがって削除する防護区間削除回路と、この防護区間削除回路の出力信号をフーリエ変換する高速フーリエ変換回路と、この高速フーリエ変換回路の出力信号の復調データを出力するサブキャリア復調回路と、このサブキャリア復調回路の復調データの受信符号系列に誤り訂正符号により誤り訂正を行い受信データに変換する受信側の符号変換回路と、この符号変換回路の受信データから通信相手局から到来する制御信号を抽出する手段と、前記高速フーリエ変換回路の出力信号にしたがって自己の送受信装置間の伝搬路における遅延の時間的広がりを推定する手段と、この推定する手段の推定結果を含むパラメータにしたがって通信相手局に伝達する防護区間長を決定する手段とを備え、前記送信装置は、送信データに前記防護区間長を決定する手段により決定された防護区間長信号を含む制御信号を挿入する手段と、送信データを誤り訂正符号により送信符号系列に変換する送信側の符号変換回路と、この符号変換回路より出力された信号を変調するサブキャリア変調回路と、このサブキャリア変調回路の出力信号を逆フーリエ変換する高速逆フーリエ変換回路と、この高速逆フーリエ変換回路の出力信号に通信相手局の防護区間長信号にしたがって防護区間を挿入する防護区間挿入回路と、この防護区間挿入回路の出力信号をアナログ信号に変換するディジタル・アナログ変換回路とを備えたOFDM信号送受信装置において、前記サブキャリア復調回路の復調方式および前記サブキャリア変調回路の変調方式および前記受信側の符号変換回路の誤り訂正符号の復号方式および前記送信側の符号変換回路の誤り訂正符号の符号化方式はそれぞれ複数の方式が変更可能に設けられ、希望信号の電力と雑音の電力との比を推定するSN比(信号対雑音比)推定手段が設けられ、前記遅延の時間的広がりを推定する手段および前記SN比推定手段の推定結果に応じて前記送信側の符号変換回路の符号化方式および前記受信側の符号変換回路の復号方式および前記サブキャリア変調回路の変調方式および前記サブキャリア復調回路の復調方式をそれぞれ決定する通信方法決定手段を備え、前記制御信号を挿入する手段は、送信データに前記通信方法決定手段により決定された各方式の情報を含む制御信号を挿入する手段を備え、前記抽出する手段により抽出された前記制御信号に含まれる前記各方式の情報にしたがって前記送信側の符号変換回路の符号化方式および前記受信側の符号変換回路の復号方式および前記サブキャリア変調回路の変調方式および前記サブキャリア復調回路の復調方式をそれぞれ指定された方式に設定する手段を備え、前記防護区間長を決定する手段は、前記パラメータに前記SN比推定手段の推定結果を加えたパラメータにより防護区間長を決定する手段を備えたことを特徴とするOFDM信号送受信装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 1/00
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 1/00 E
Fターム (10件):
5K014AA01 ,  5K014BA05 ,  5K014FA11 ,  5K014HA06 ,  5K014HA10 ,  5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD23 ,  5K022DD33
引用特許:
審査官引用 (3件)

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