特許
J-GLOBAL ID:200903066101304392

燃料電池発電システム及びその停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 吉田 茂明 ,  吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-048452
公開番号(公開出願番号):特開2006-236739
出願日: 2005年02月24日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】カソード/アノード双方の周囲を水素雰囲気として燃料電池の発電を停止させると共に、発電停止時に於ける改質器の異常温度上昇を防止する。【解決手段】アノードへの水素含有ガスの供給を継続しつつカソードへの酸化剤含有ガスの供給を停止した後は、燃料電池スタック1の出力電圧が、燃料電池スタック1の出力電流を一定値に保とうとする定電流運転機能を有する電力変換器11の動作可能下限電圧値に到達するまでは、燃料電池スタック1の出力を電力変換器11経由で外部負荷12に於いて消費させ続ける。燃料電池スタック1の出力電圧が動作可能下限電圧値よりも低下したときには燃料電池スタック1の出力を短絡抵抗器14に接続する。その後、燃料電池スタック1の出力電圧が概略ゼロに到達した時点で、改質器2を停止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
カソード及びアノードを備える燃料電池と、 酸化剤含有ガスを前記カソードに供給する酸化剤含有ガス供給経路と、 原燃料から水素含有ガスを発生させ前記水素含有ガスを前記アノードに供給する改質器と、 外部負荷に接続された出力端を備え、前記燃料電池の出力を用途に合わせた電力に変換する機能と共に定電流運転機能を備える電力変換器と、 前記電力変換器に直列接続された第1スイッチと、 短絡抵抗器と、 前記短絡抵抗器に直列接続された第2スイッチと、 前記燃料電池の出力電流値を制御する電流値制御部とを備え、 前記電力変換器と前記第1スイッチとの組は前記カソードと前記アノード間に接続されており、同様に、 前記短絡抵抗器と前記第2スイッチとの組も前記カソードと前記アノード間に接続されており、 前記燃料電池の発電を停止するときには、 前記改質器から前記アノードへの前記水素含有ガスの供給を継続しつつ、前記カソードへの前記酸化剤含有ガスの供給を停止した後、前記燃料電池の出力電圧が一定の閾値に低下するまでの期間は、前記電流値制御部は前記電力変換器に電流指令値を出力すると共に、前記第1スイッチをオンし続け且つ前記第2スイッチをオフし続けて前記燃料電池の前記出力を前記電力変換器を経由して前記外部負荷に於いて消費する一方、 前記燃料電池の前記出力電圧が前記閾値未満に低下した段階で、前記電流値制御部は、前記第1スイッチをオフ状態に切り替えると共に前記第2スイッチをオン状態に切り替えて、その後、前記燃料電池の前記出力電圧が概略ゼロに達した時点で前記水素含有ガスの前記アノードへの供給を停止させることを特徴とする、 燃料電池発電システム。
IPC (1件):
H01M 8/04
FI (1件):
H01M8/04 Y
Fターム (5件):
5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027KK54 ,  5H027MM09 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (4件)
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