特許
J-GLOBAL ID:200903066171116615

流体ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-203659
公開番号(公開出願番号):特開2002-332961
出願日: 2001年07月04日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機において、高速回転時における揺動部材やピストン等の可動部材の振動を抑制する。【解決手段】 フック式の自在継ぎ手状の揺動支持部材114により、揺動部材110を中心線Lo周りの回転を規制(阻止)した状態で揺動可能に支持する。これにより、シャフト106が高速回転した場合であっても、揺動部材110をシャフト106周りに回転させる力により揺動部材110がシャフト周りに回転するように揺動してしまうことを確実に防止(阻止)することができる。したがって、ピストン112が激しく振動してしまうことを防止(阻止)することができるので、大きな騒音の発生を防止することができ、高速回転時における信頼性(耐久性)を高めることができる。
請求項(抜粋):
回転するシャフト(106)を収納するとともに、往復運動するピストン(112)を収納するシリンダボア(103)が形成されたハウジング(102)と、前記シャフト(106)と一体的に回転するとともに、前記シャフト(106)に対して傾いた傾斜面(108a)を有する旋回部材(108)と、前記傾斜面(108a)とスラスト軸受(111)を介して連結し、前記旋回部材(108)の回転と共に揺動することにより前記ピストン(112)を往復運動させる揺動部材(110)と、前記揺動部材(110)を揺動可能に支持する自在継ぎ手状の揺動支持機構(114)とを備え、前記揺動支持機構(114)は、前記シャフト(106)の中心線(Lo)と直交する第1軸線(L1)周りに回転可能な第1回転部材(115)と、前記第1回転部材(115)に連結され、前記第1回転部材(115)が前記中心線(Lo)周りに回転することを規制する拘束部材(116)と、前記中心線(Lo)と直交し、かつ、前記第1軸線(L1)に対して交差する第2軸線(L2)周りに回転可能に前記第1回転部材(115)に連結された第2回転部材(117)とを有して構成されており、さらに、前記揺動部材(110)は、前記第2回転部材(117)に連結されていることを特徴とする流体ポンプ。
Fターム (4件):
3H076AA06 ,  3H076BB01 ,  3H076CC37 ,  3H076CC83
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 可変容量斜板式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-045750   出願人:株式会社日立製作所
  • 可変容量形圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-209156   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 往復動型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-344482   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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