特許
J-GLOBAL ID:200903011977124724

斜板型液圧回転機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-304781
公開番号(公開出願番号):特開2000-120529
出願日: 1998年10月12日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 回転軸が撓み変形した場合でも、シリンダブロックの傾きを抑え、圧油の漏洩による機能低下を防止できるようにする。【解決手段】 回転軸のスプライン歯18にレリービングを施すことにより、回転軸の軸方向で斜めに傾斜して直線状に延びる長尺の傾斜面部18A,18Aと短尺の傾斜面部18B,18Bとを形成する。そして、相手方のスプライン歯19に対してスプライン歯18を最大歯厚部18Cの位置で噛合させ、これらのスプライン歯18,19からなるスプライン結合部17により、回転軸とシリンダブロックとを一体回転するように連結する。また、スプライン歯18の左,右両端側をテーパ状をなす最小歯厚部18D,18Eとする。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシング内に複数の軸受を用いて回転可能に設けられた回転軸と、前記ケーシング内に位置して該回転軸の外周側に設けられ、軸方向に複数のシリンダが穿設されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリンダに往復動可能に挿嵌された複数のピストンと、該各ピストンの端部に揺動可能に設けられたシューと、該各シューが摺接するように前記ケーシング内に設けられ、該各シューが前記シリンダブロックと一緒に回転するときに該各シューを案内する斜板と、前記シリンダブロックの端面が摺接するように前記ケーシングに設けられ、前記各シリンダと間欠的に連通する一対の給排ポートが形成された弁板とからなる斜板型液圧回転機において、前記回転軸の外周側とシリンダブロックの内周側との間は歯面合わせのスプライン歯により結合し、前記回転軸とシリンダブロックのスプライン歯のうちいずれか一方のスプライン歯には、前記回転軸の軸方向で斜めに傾斜して延びるレリービングを形成したことを特徴とする斜板型液圧回転機。
IPC (3件):
F04B 1/22 ,  F04B 27/08 ,  F16D 3/18
FI (3件):
F04B 1/22 ,  F16D 3/18 ,  F04B 27/08 Z
Fターム (11件):
3H070CC07 ,  3H070CC27 ,  3H070CC34 ,  3H070DD05 ,  3H070DD93 ,  3H076AA06 ,  3H076BB26 ,  3H076BB38 ,  3H076CC07 ,  3H076CC15 ,  3H076CC36
引用特許:
審査官引用 (5件)
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