特許
J-GLOBAL ID:200903066243618300
高精度音線追跡装置および高精度音線追跡方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325890
公開番号(公開出願番号):特開平9-166482
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 従来の音線追跡法において、同じ反射経路を通った音線が複数個存在する場合が生じ、これのために誤差が生じることを解決するため、不必要な音線を除去できるようにして高品質な音場シミュレーションを実現する。【解決手段】 使用者が指定する球の半径(S13,S14)、もしくは、使用者が指定する音線を追跡する最大時間および音線を発射する刻み角(S1,S2)から算出される球の半径からなる受音エリアに、音線が入射するか否かを判断し(S3〜S6)、入射する場合に、音源から受音エリアに到達する時間から算出される半径の大きさ(最初の半径より小さくなる)を持った球のエリアを新たに用意し(S7)、この新しい受音エリアに入射するか否かを再度判定することによって(S8)不必要な音線を除去する(S9,S10)。また、到達する音線の履歴情報を最終的に照合し、同一経路の音線が存在する場合は、一方を除去する(S11)。
請求項(抜粋):
建物の音場を解析する際に用いる反射音の経路を求める装置において、音線を追跡する最大追跡時間と該音線を発射する刻み角とを指定する指定手段と、該指定手段で指定された前記最大追跡時間および前記刻み角から受音エリアの球の半径を算出する第1の演算手段と、前記指定手段で指定された前記刻み角で音源から音線を順次発射する音線発射手段と、前記第1の演算手段で算出された球の半径からなる受音エリアに前記音線発射手段により発射された音線が入射するか否かを判定する第1の判定手段と、該第1の判定手段が前記受音エリアに前記音線が入射すると判定した場合に、前記音源から該受音エリアに到達する時間から新たな受音エリアの球の半径の大きさ(最初の半径より小さくなる)を算出する第2の演算手段と、該第2の演算手段で算出された半径の大きさを持った球の受音エリアに前記音線発射手段により発射された同一の音線が入射するか否かを再度判定する第2の判定手段と、該第2の判定手段が新たに用意された前記受音エリアに前記音線が入射すると判定した場合にのみ該音線をセーブすることで不必要な音線を除去するセーブ手段とを具備することを特徴とする高精度音線追跡装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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