特許
J-GLOBAL ID:200903066298821423

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-109314
公開番号(公開出願番号):特開2005-289260
出願日: 2004年04月01日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 クラッチによってモータ側からの回転のみを巻取軸に伝達することができるのみならず、簡単でコンパクトなウエビング巻取装置を得る。 【解決手段】 本ウエビング巻取装置のクラッチでは、クラッチ本体部114のスライダ144を摩擦力によってケースに保持させることで、スライダ144とロックバー154とを相対移動させ、この相対移動によってロックバー154をラチェット134との係合位置又は係合解除位置へ移動させる簡単な構成である。したがって、従来のクラッチの如く、大型で重量のある慣性円盤を用いてパウルを移動させる構成に比べて、クラッチ100の全体構成を大幅に小型化(薄型化)することができ、これにより、ウエビング巻取装置10の全体構成をコンパクトにすることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
乗員拘束用のウエビングが巻取り引出し可能に巻き回された巻取軸と、モータと、機械的に前記モータと前記巻取軸との間に介在し、前記モータの回転を前記巻取軸に伝達して前記巻取軸を回転させると共に、前記巻取軸側で生じた回転の伝達を遮断して当該回転が前記モータに伝達されることを防止するクラッチと、を備えたウエビング巻取装置において、 前記クラッチは、 前記巻取軸に対して同軸的に設けられ、前記モータの回転が伝達されて回転する回転体と、 前記回転体に対して所定の範囲内で相対移動可能とされたスライダと、 前記回転体に設けられ、通常は前記スライダによって前記巻取軸との係合解除位置に保持され、前記回転体が軸線周り一方へ回転した際には前記巻取軸に係合して前記回転体の前記軸線周り一方への回転を前記巻取軸に伝達すると共に前記巻取軸の前記回転体に対する前記軸線周り一方への相対回転を許容し、前記回転体が軸線周り他方へ回転した際には前記スライダによって前記係合解除位置に移動されて保持されるロックバーと、 を備えたことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R22/48 ,  B60R22/46
FI (2件):
B60R22/48 B ,  B60R22/46
Fターム (2件):
3D018MA01 ,  3D018PA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • ウエビング巻取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-202970   出願人:株式会社東海理化電機製作所

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