特許
J-GLOBAL ID:200903066441365566

溶媒とポリマーとからなる溶液の濃度の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507325
公開番号(公開出願番号):特表平10-504390
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】600〜2500nm、特に1100〜2500nmの波長範囲内の近赤外線分光法を適用することにより、アラミド重合プロセス流の組成を予測することができる。この方法は、対象となるトレーニング・セットの試料の組成成分とそれらの近赤外線スペクトルとの間に相関関係を確立し、その相関関係から予測式を作り、有効性検査用セットの試料について予測式の正確さを確認し、そしてこの予測式を未知試料の組成を求めるために用いることを要求する。吸光度として、或いは吸光度の一次、二次、三次、四次もしくはより高次の派生体として、或いは他の信号処理技法によって、吸光度を測定することができる。制御されるべき成分に対して影響を与えることが知られているプロセス制御アクチュエータを操作して、多成分プロセスを制御するために信号を用いることができる。
請求項(抜粋):
近赤外線分析器を用いて、相互に重複する芳香族炭素-水素結合及び脂肪族炭素-水素結合を有する、アミド溶媒と芳香族ポリアミドポリマーとからなる溶液の目的点における濃度を求め且つ制御する方法であって、 a)溶液の平均化した吸光度スペクトルを得て、 b)スペクトルに対してベースライン修正を行い、 c)芳香族炭素-水素結合からのスペクトルに対する、面積をベースとする寄与率を求め、 d)脂肪族炭素-水素結合からのスペクトルに対する、面積をベースとする寄与率を求め、 e)入力した、芳香族炭素-水素結合及び脂肪族炭素-水素結合の面積をベースとする寄与率を用いて、比率をベースとするアルゴリズムにより、ポリマー濃度を計算し、 f)段階e)からのポリマー濃度を、溶液に溶解した芳香族ポリマー固体%に変換し、そして g)段階f)で求めた、溶液に溶解した芳香族ポリマー固体%に応じて、溶液中の溶媒の量を調整する、段階を含んでなる方法。

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