特許
J-GLOBAL ID:200903066620239522

硬貨送出機構及びそれを備えた券銭分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-296715
公開番号(公開出願番号):特開2005-070905
出願日: 2003年08月20日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】硬貨の詰まりを抑制して硬貨を1枚ずつ搬送することができる硬貨送出機構及びそれを備えた券銭分離装置を提供する。【解決手段】戻しローラ61が送りローラ60に対する離間方向へ移動するとき、伝達歯車72と送りローラ歯車64との噛合及び同じく戻しローラ歯車73との噛合がそれぞれ保持されるように、当該伝達歯車72を戻しローラ61の移動に追従して移動可能とした。例えば送りローラ60と戻しローラ61との間に予め想定した複数枚の硬貨Kが入り込んだとき、この硬貨Kの厚み分だけ戻しローラ61は送りローラ60に対する離間方向へ移動する。これに伴って、戻しローラ歯車73も送りローラ歯車64に対する離間方向へ移動するものの、当該戻しローラ歯車の移動に追従して伝達歯車72も移動する。この結果、伝達歯車72と戻しローラ歯車73との噛合が保持される。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
硬貨を送り出す方向に回転する送りローラと、 前記送りローラと対向するように配置されると共に硬貨を戻す方向に回転する戻しローラと、 前記送りローラの回転力を戻しローラに伝達する動力伝達手段とを備え、 前記送りローラ及び戻しローラの回転により硬貨を1枚ずつ当該前記送りローラと戻しローラとの間を通過させるようにした硬貨送出機構であって、 前記送りローラ及び戻しローラを、互いに近接する原位置と、互いに所定距離だけ離間する離間位置との間を相対移動可能に設けるようにした硬貨送出機構において、 前記動力伝達手段は、前記送りローラと一体回動可能に固定された送りローラ歯車と、前記戻しローラと一体回動可能に固定された戻しローラ歯車と、前記送りローラ歯車の回転力を前記戻しローラ歯車に伝達する伝達歯車とを備え、 前記送りローラ及び戻しローラが原位置から離間位置へ相対移動するとき、前記伝達歯車と送りローラ歯車との噛合及び同じく戻しローラ歯車との噛合がそれぞれ保持されるように、当該伝達歯車を送りローラ及び戻しローラの相対移動に追従して移動可能に設けるようにした硬貨送出機構。
IPC (2件):
G07D3/00 ,  G07D9/00
FI (2件):
G07D3/00 A ,  G07D9/00 341
Fターム (9件):
3E001AA01 ,  3E001AB01 ,  3E001BA01 ,  3E001BA10 ,  3E001CA02 ,  3E001DA01 ,  3E001DA14 ,  3E001FA01 ,  3E001FA57
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 券硬貨分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-232845   出願人:株式会社三陽電機製作所
審査官引用 (3件)

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