特許
J-GLOBAL ID:200903066669373445

溶融炭酸塩型燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-219861
公開番号(公開出願番号):特開2003-036876
出願日: 2001年07月19日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【課題】 カソード排ガスを高濃度CO2ガスとして大気へ放出させないで発電させる。【解決手段】 燃料電池Iのカソード2とアノード3の各入口側に改質器10を設置する。天然ガスNGを改質器10の改質室で改質して燃料ガスとしてアノード3に供給する。改質器10の燃焼室には、アノード排ガスと、酸素製造設備32で製造した高濃度酸素を供給する改質器10の燃焼室で燃焼された排ガスをカソード2へ供給する。カソード排ガスライン28に、上流側より順に排熱回収ボイラ29、冷却装置30、CO2回収設備31を設け、CO2とH2Oのみとなったカソード排ガスよりH2Oを除去してCO2を回収する。
請求項(抜粋):
溶融炭酸塩型燃料電池のカソードとアノードの入口側に改質器を設置して、該改質器の改質室で改質された燃料ガスを上記アノードに供給すると共に、上記改質器の燃焼室から排出された燃焼排ガスを上記カソードへ供給するようにしてある溶融炭酸塩型燃料電池発電装置において、上記改質器の燃焼室に高濃度酸素とアノード排ガス全量を供給するよう該改質器の燃焼室の入口側に、酸素製造設備から取り出した高濃度酸素の供給ラインと、上記アノードの出口側に接続したアノード排ガスラインを接続し、且つ上記カソードの出口側に接続したカソード排ガスラインに、上流側より順に排熱回収ボイラと、カソード排ガス中のH2Oを冷却して水として回収させるようにする冷却装置と、該冷却装置を出たCO2ガスを回収するCO2回収設備とを備え、更に、上記冷却装置で回収された水の一部を排熱回収ボイラへ給水して得られた蒸気を、上記改質器の改質室入口側へ導入させるようにすると共に上記冷却装置を出たCO2ガスの一部を該冷却装置の出口側より上記カソード入口側へ戻すようにしてなる構成としたことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池発電装置。
IPC (2件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04
FI (4件):
H01M 8/06 G ,  H01M 8/06 B ,  H01M 8/06 W ,  H01M 8/04 J
Fターム (7件):
5H027AA05 ,  5H027BA05 ,  5H027BA08 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027BA19 ,  5H027BC03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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