特許
J-GLOBAL ID:200903066670077248

磁気軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 正利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279674
公開番号(公開出願番号):特開平11-101234
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 バイアス磁束を永久磁石で発生させ、制御磁束をバイアス磁束とは極数が±2極異なるように半径方向位置制御巻線で発生させることで低消費電力、低コスト、設備の簡素化及び小型化を図った磁気軸受装置を提供する。【解決手段】 永久磁石41により4極の対称磁束Ψ4が発生している。また、半径方向位置制御巻線15に電流を流すと対称な2極の磁束Ψ2が発生する。Nα巻線に図示のような向きの電流を流すと、ギャップg1ではΨ2とΨ4が互いに打ち消し会うため磁束密度が減少し、逆にギャップg3では磁束密度が増加する。この結果、ローター1にX軸の負方向へ作用する半径方向力-Fxが生じる。また、Nα巻線の電流を逆方向に流せば半径方向力の向きも逆になる。
請求項(抜粋):
回転体を空中に磁気浮上させる磁気軸受装置において、前記回転体の半径方向の位置制御を線形化するためのバイアス磁束を発生させる2n極の固定子側に配設された永久磁石と、該永久磁石で発生したバイアス磁束を積極的に不平衡にして前記回転体の半径方向の位置を調整する前記固定子に巻回した2n±2極で2相又は3相の半径方向位置制御巻線と、前記回転体の半径方向の位置を検出する半径方向位置検出手段と、該半径方向位置検出手段で検出した半径方向の位置を予め設定した設定値と比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づき前記半径方向位置制御巻線に制御電流を供給する制御電流供給手段を備え、前記永久磁石及び前記半径方向位置制御巻線は前記固定子の周方向に均等に配設したことを特徴とする磁気軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ラジアル磁気軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-179811   出願人:三菱製鋼株式会社
  • ラジアル磁気軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-179812   出願人:三菱製鋼株式会社

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