特許
J-GLOBAL ID:200903066793081860

連続鋳造における表面疵検知方法及び連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-194792
公開番号(公開出願番号):特開2003-010950
出願日: 2001年06月27日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 鋼の連続鋳造に用いる鋳型の鋳片冷却状態を監視して、鋳片に発生する表面疵を高精度に検知する。【解決手段】 鋳片表面疵が発生していない時の所定時間x0 内での鋳造方向と垂直な方向におけるn0 個の温度検出端3群の検出温度の標準偏差σ0 を予め計算しておく。鋳造中、検出した所定時間x内での鋳造方向と垂直な方向におけるn個の温度検出端3群の検出温度の標準偏差σと前記標準偏差σ0 の比σ/σ0が1.2以上の場合に、鋳片表面疵が発生し得ると判断する。【効果】 鋳型内で発生する表面疵の簡便かつ高精度な検知が可能となり、鋳造中、鋳片表面疵の有無の早期判定により、操業アクションで表面疵発生鋳片の大量発生を防止できる効果がある。
請求項(抜粋):
溶鋼を連続鋳造用鋳型内に注湯して鋳片を連続鋳造するに際し、鋳造中、鋳型壁に埋設した複数の温度検出端によって検出する各位置の温度を監視することで鋳片表面疵を検知する方法において、鋳片表面疵が発生していない時の所定時間x0 内での鋳造方向と垂直な方向におけるn0 個の温度検出端群の検出温度の標準偏差σ0 を予め計算しておき、鋳造中、検出した所定時間x内での鋳造方向と垂直な方向におけるn個の温度検出端群の検出温度の標準偏差σと前記標準偏差σ0 の比σ/σ0 が1.2以上の場合に、鋳片表面疵が発生し得ると判断することを特徴とする連続鋳造における表面疵検知方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16
FI (2件):
B22D 11/16 104 B ,  B22D 11/16 104 N
Fターム (6件):
4E004MA05 ,  4E004MC22 ,  4E004NB01 ,  4E004NB02 ,  4E004NB04 ,  4E004PA07
引用特許:
審査官引用 (14件)
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