特許
J-GLOBAL ID:200903066803858949
RAS抑制変異型タンパク質及びその遺伝子
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
廣田 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-381052
公開番号(公開出願番号):特開2004-173686
出願日: 2003年11月11日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】 ウイルス癌遺伝子であるv-H-RASをもとに作製されているRAS遺伝子抑制変異体N116Yの、突然変異による癌遺伝子としての作用の再獲得の危険性を回避し、臨床に用いることが可能なより安全な癌治療遺伝子を提供すること。【解決手段】 N116Y遺伝子配列のうち、細胞を癌化させるために必須なN116Y遺伝子の166番目のコドンよりC末端の72塩基を欠失させることにより、癌の増殖を抑える効果を保ち、かつ安全性が極めて高い遺伝子であるカルボキシル基末端欠失型RAS遺伝子抑制変異体N116Y/Cdel-2遺伝子を構築する。N116Y/Cdel-2遺伝子の発現産物であるRAS抑制変異型タンパク質N116Y/Cdel-2は、細胞膜への付着能を欠失し、かつ、RAS抑制能を保持している。
請求項(抜粋):
RAS抑制変異体タンパク質のカルボキシル基末端側変異型のタンパク質であって、細胞膜への付着能を欠失し、かつ、RAS抑制能を保持していることを特徴とするRAS抑制変異型タンパク質。
IPC (8件):
C12N15/09
, A61K35/76
, A61K38/00
, A61K48/00
, A61P9/00
, A61P29/00
, A61P35/00
, C07K14/82
FI (8件):
C12N15/00 A
, A61K35/76
, A61K48/00
, A61P9/00
, A61P29/00
, A61P35/00
, C07K14/82
, A61K37/02
Fターム (32件):
4B024AA01
, 4B024CA04
, 4B024CA06
, 4B024EA02
, 4B024GA11
, 4B024GA25
, 4B024HA17
, 4C084AA02
, 4C084AA07
, 4C084AA13
, 4C084BA01
, 4C084BA02
, 4C084BA22
, 4C084CA53
, 4C084NA14
, 4C084ZA362
, 4C084ZB112
, 4C084ZB262
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC83
, 4C087CA12
, 4C087NA14
, 4C087ZA36
, 4C087ZB11
, 4C087ZB26
, 4H045AA10
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045CA41
, 4H045EA28
, 4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
膵癌治療剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-021768
出願人:東レ株式会社
引用文献:
審査官引用 (7件)
-
J.Surg.Res., (1996) 66, p125-130
-
Cancer Lett., (2000) 149, p195-202
-
Gene Therapy, (2000) 7, p518-526
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