特許
J-GLOBAL ID:200903066864700140

車両用自動車速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187438
公開番号(公開出願番号):特開平10-030467
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 負圧式スロットルアクチュエータの応答性を補償してアクセラレートスイッチ開放直後の車速オーバーシュートを抑制する。【解決手段】 所定の加速操作終了後の所定時間は、第1バルブ10の単独駆動用に算出したデューティー比を、第1バルブ10と第2バルブ12の流量に基づいて補正した同期駆動用デューティー比により、第1バルブ10と第2バルブ12を同期してパルス駆動する。これにより、負圧式スロットルアクチュエータ1の閉じ速度が飽和せず、スロットル開度検出値をスロットル開度指令値に十分に追従させることができ、加速操作終了後の車速のオーバーシュートを十分に抑制することができる。また、第1バルブ単独駆動時と第1および第2バルブ同期駆動時のフィードバック制御系のループゲインが変らず、同期駆動時にも第1バルブ単独駆動時の安定性をそのまま維持することができる。
請求項(抜粋):
車速を検出する車速検出手段と、所定の加速操作が行なわれている間は車速指令値を増加し、前記加速操作が終了すると終了時点の前記車速検出値を前記車速指令値に設定する車速指令値設定手段と、スロットルバルブを開閉する負圧式アクチュエータと、前記負圧式アクチュエータの負圧を低減して前記スロットルバルブを閉じ側に駆動するための第1バルブおよび第2バルブと、前記車速検出値から前記車速指令値まで加減速するためのスロットル開度の指令値を演算する開度指令値演算手段と、スロットル開度を検出する開度検出手段と、前記スロットル開度検出値と前記スロットル開度指令値との偏差に基づいて、前記加速操作終了後に前記第1バルブを単独にパルス駆動するための単独駆動用デューティー比を演算する単独駆動用デューティー比演算手段と、前記単独駆動用デューティー比を前記第1バルブおよび前記第2バルブの流量に基づいて補正し、前記第1バルブと前記第2バルブとを同期してパルス駆動するための同期駆動用デューティー比を演算する同期駆動用デューティー比演算手段と、前記加速操作終了後の所定時間は、前記同期駆動用デューティー比で前記第1バルブと前記第2バルブとを同期してパルス駆動する駆動制御手段とを備えることを特徴とする車両用自動車速制御装置。
IPC (3件):
F02D 29/02 301 ,  B60K 31/00 ,  F02D 9/02 331
FI (3件):
F02D 29/02 301 C ,  B60K 31/00 Z ,  F02D 9/02 331 E
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平1-269618
  • 車両用定速走行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-094468   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平2-074423
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