特許
J-GLOBAL ID:200903066883406326

複合合金部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 正緒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265402
公開番号(公開出願番号):特開平9-111312
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 Ag及び/又はCuの第1成分と、W、Mo、Cr、及びWCの少なくとも1種の第2成分とからなる複合合金部材を、溶浸法又は焼結法により、均一な成形体から製造して仕上加工を削減し、安価に製造する方法を提供する。【解決手段】 平行な上下面の片方に凸部5及び他方に凸部5とほぼ対応して凹部6をを有する成形体を作製し、この成形体又は成形体を焼成した多孔質焼結体の凸部5又は凹部6を設けた上面又は下面を除く全ての面に溶出防止剤を施し、第1成分の溶浸又は焼結を行った後、上面又は下面のうち溶出防止剤が施されていない面を凸部5又は凹部6を含めて溶出物17と共に加工除去し、同時に又は前後してそれ以外の面の溶出防止剤残渣を除去する。
請求項(抜粋):
Ag及び/又はCuの第1成分と、W、Mo、Cr、及びWCの少なくとも1種の第2成分とからなる複合合金部材の製造方法であって、(1a) 第2成分粉末を型押成形して、互いに平行な上面と下面を有し、その片方の面に一定の輪郭形状をなす凸部が形成され、他方の面の前記凸部とほぼ対応する位置に該凸部とほぼ同じ輪郭形状の凹部を有する成形体を得る工程と、(1b) 該成形体又は該成形体を焼成して得た多孔質焼結体において、その前記凸部又は凹部を設けた上面又は下面のいずれかを除く全ての面に、第1成分の溶出を防ぐ溶出防止剤を施す工程と、(1c) 該成形体又は多孔質焼結体の前記凸部又は凹部を設けた上面又は下面のうち溶出防止剤が施されていない面に第1成分を接触させた状態で、該第1成分を成形体又は多孔質焼結体の空孔に溶浸させて溶浸体を得る工程と、(1d) 該溶浸体の上面又は下面のうち溶出防止剤が施されていない面を溶出した第1成分と共に凸部又は凹部を含めて加工除去し、同時に又は前後してそれ以外の面の溶出防止剤残渣を除去する工程とを備えたことを特徴とする、前記複合合金部材の製造方法。
IPC (2件):
B22F 7/08 ,  H01L 23/373
FI (2件):
B22F 7/08 D ,  H01L 23/36 M
引用特許:
出願人引用 (4件)
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