特許
J-GLOBAL ID:200903066914120647

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109742
公開番号(公開出願番号):特開平10-299880
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 クラッチ掴み換えによるアップシフトに際して、エンジンの吹上げ及びタイアップを防止して変速フィーリングを向上する。【解決手段】 入力回転加速度αがマイナス方向に突出すると、タイアップと判断し、該加速度量a,bに応じた補正量-A,-Bにてファストフィル時間tSAを学習・補正し、またプラス方向に突出すると、エンジン吹きと判断する。タイアップ時は、ファストフィル時間tSAが短くなって、解放側及び係合側摩擦係合要素のオーバラップ量は減少され、エンジン吹き時にあっては、両摩擦係合要素のアンダーラップ量を減少する。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸から動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、を備え、前記複数の摩擦係合要素の内の第1の摩擦係合要素を係合すると共に、第2の摩擦係合要素を解放することにより所定変速段への変速を達成するに先立ち、前記第1の摩擦係合要素を、その油圧サーボに所定特性にて油圧を供給してピストンをストロークし、トルク伝達直前の状態にするサーボ起動制御を行う、自動変速機の変速制御装置において、少なくとも前記第1の摩擦係合要素の油圧サーボに供給される係合圧を調圧する調圧手段と、前記変速中におけるタイアップ又はエンジン吹きを検出する検出手段と、該検出手段の検出値に基づき、前記サーボ起動制御における前記所定特性を補正するサーボ起動制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:42
引用特許:
審査官引用 (5件)
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