特許
J-GLOBAL ID:200903066922600569
血中抗原検出方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
井出 正威
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-014310
公開番号(公開出願番号):特開2002-214236
出願日: 2001年01月23日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【課題】 予め血球を除去することなく、全血を灌注して展開するだけで目的の血中抗原をイムノクロマトグラフィー法で検出できるようにする。【解決手段】 クロマト展開用膜担体(3)と、検査対象物質に対する呈色標識第一抗体と、前記検査対象物質に対する第二抗体と、血球捕捉膜部材(7)とを有してなる血中抗原検出装置において、前記第一抗体はクロマト展開開始部位に配置された標識抗体含浸部材(2)に含浸され、前記第二抗体は前記クロマト展開開始部位から離隔した捕捉部位(31)で前記担体に固定され、前記血球捕捉膜部材はカルボキシメチルセルロース膜からなり、前記含浸部材の上面に積層される。血液を全血のまま血球捕捉膜部材に浸透させ、血球以外の血液成分を含浸部材へ浸透させて担体上にクロマト展開し、検査対象物質と第一抗体との複合体を捕捉部位で捕捉させて呈色させる。
請求項(抜粋):
検査対象物質に対する呈色標識第一抗体含浸部材と前記検査対象物質に対する第二抗体とクロマト展開用膜担体と血球捕捉膜部材とを少なくとも用意し、前記呈色標識第一抗体含浸部材を前記担体の一端部に配置するとともにこの呈色標識第一抗体含浸部材の上面に前記血球捕捉膜部材としてカルボキシメチルセルロース膜を積層し、前記担体の前記一端部から離隔した位置に前記第二抗体を固定して前記検査対象物質の捕捉部位を設け、血液を灌注して前記血球捕捉膜部材を通過させることにより、これを通過した血液成分と前記呈色標識第一抗体との混合物を前記担体上に展開させるとともに、前記血液成分中の検査対象物質と前記呈色標識第一抗体との複合体を前記第二抗体に捕捉させることにより前記血液中の検査対象物質を検出することを特徴とする血中抗原検出方法。
IPC (2件):
G01N 33/543 521
, G01N 33/543 525
FI (2件):
G01N 33/543 521
, G01N 33/543 525 G
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