特許
J-GLOBAL ID:200903066995175181

剛性方程式を解くための計算方法および装置、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 一色 健輔 ,  原島 典孝 ,  黒川 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-377335
公開番号(公開出願番号):特開2004-206589
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】マトリクス法を用いた構造解析計算において、節点単位だけではなく、自由度単位で番号の付け替えを行うことで、節点変位間に従属関係がある場合にも、記憶領域および計算時間を効果的に削減する。【解決手段】節点番号をSloanの方法により付け替え(106,200)、その付け替えた節点番号に従って自由度番号を仮決定する(108)。また、節点変位間に従属関係があれば、その従属条件の入力を受け付ける(110)。要素毎の自由度番号リストおよび従属条件毎の自由度番号リストを、要素毎の節点番号リストとみなしてSloanの方法を適用して、自由度番号を付け替える(112〜116,200)。こうして付け替えた自由度番号に従って全体剛性マトリクスを構成して、解を計算する(120〜122)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
解析対象モデルを複数個の要素に分割して生成された各節点について自由度毎に得られた剛性方程式の解をコンピュータにより計算する方法であって、 各節点に付けられた節点番号に対して、隣り合う節点の番号の差を小さくするような所定の規則を適用して、前記節点番号の付け替えを行う第1付け替えステップと、 該付け替えた節点番号の順序に従って、各節点の各自由度の自由度番号を決定する自由度決定ステップと、 節点間に変位の従属条件が存在すれば、各従属条件について変位が従属関係にある自由度の番号の入力を受け付ける従属条件入力ステップと、 前記自由度決定ステップで決定した自由度番号、および、前記従属条件入力ステップで入力された自由度番号について、それらを夫々節点番号とみなして前記所定の規則を適用し、前記自由度番号の付け替えを行う第2付け替えステップと、 該番号を付け替えた自由度番号に基づいて剛性マトリクスを作成するマトリクス作成ステップと、 該作成した剛性マトリクスを用いて前記剛性方程式を解く計算ステップと、を備えることを特徴とする方法。
IPC (1件):
G06F17/13
FI (1件):
G06F17/13
Fターム (3件):
5B056BB03 ,  5B056BB22 ,  5B056HH07
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

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