特許
J-GLOBAL ID:200903067162481609

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005549
公開番号(公開出願番号):特開平10-193600
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 低電圧駆動が可能であり、信頼性の高い、安価なインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】 振動板41の下面に電極42が形成されており、該電極42の下に微小ギャップ44を介して個別電極43が形成されている。電極42と個別電極43との間に電圧が印加されると静電気力により振動板41が引きつけられてたわみ、インク吐出室45の容積が大きくなりインクがインク流入口48を通して共通液室47より供給される。ここで、印加電圧を切ると、たわんでいた振動板41が元に戻り、インク吐出室45内のインクを加圧する。インクは加圧されたエネルギーにより、吐出口46よりインク滴として吐出し、紙などに付着して記録される。ギャップ44に比誘電率ε*の物質を充填することにより、同じ静電気力を発生させるための印加電圧はε*の平方根分の1となる。
請求項(抜粋):
インク吐出室と、該インク吐出室の一部あるいは全部に設けられた振動板と、該振動板に設けられた第1の電極と、前記インク吐出室の外に前記第1の電極に対応して設けられた第2の電極とからなり、前記第1の電極と前記第2の電極の間に比誘電率を持つ物質を充填し、前記第1の電極と前記第2の電極に電圧を印加して、前記振動板を変位させ、前記インク吐出室の容積変化により該インク吐出室よりインクを吐出させ記録媒体に付着させて記録するインクジェットヘッドであって、前記第1の電極と前記第2の電極の間のギャップが圧力吸収室に連通することを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (4件)
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