特許
J-GLOBAL ID:200903067166671801

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076551
公開番号(公開出願番号):特開平9-263121
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 冷房負荷が小さい場合やエンジン冷却水温度が低い場合でも安定した空調を行なう。【解決手段】 コンプレッサ、車室外熱交換器、膨張手段、車室内熱交換部、バイパス路、冷媒流路切換手段および冷房能力切換手段を備え、車室内熱交換部が第1の車室内熱交換器と第2の車室内熱交換器とを有し、第2の車室内熱交換器は車室外熱交換器と並列に設けられたバイパス路の途中で第1の車室内熱交換器と熱伝導可能に設置される。そして、冷媒流路切換手段と冷房能力切換手段とによって、車両の走行状態や車室内の空調負荷やエアコンサイクルの運転状態に応じて、第2の車室内熱交換器が吸熱器となる状態と、第2の車室内熱交換器に冷媒が流れない状態と、第2の車室内熱交換器が放熱器となる状態とを選択的に切り換える。
請求項(抜粋):
コンプレッサと、冷媒と外気との間で熱交換を行なう車室外熱交換器と、冷媒を断熱膨張させる膨張手段と、第1の車室内熱交換器と第2の車室内熱交換器とを有し、前記第1の車室内熱交換器の一端は前記コンプレッサの冷媒吸入側に接続され他端は前記膨張手段に接続されており、前記コンプレッサの運転中は常に吸熱器として作用する車室内熱交換部と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器とが連通し、且つ前記コンプレッサの冷媒吸入側と前記第2の車室内熱交換器とが連通する状態と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記第2の車室内熱交換器とが連通する状態とを選択的に設定可能な冷媒流路切換手段と、前記冷媒流路切換手段によって前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器とが連通し、且つ前記コンプレッサの冷媒吸入側と前記第2の車室内熱交換器とが連通する状態が設定されている時に、前記第2の車室内熱交換器が吸熱器となる状態と、前記第2の車室内熱交換器に冷媒が流れない状態とを選択的に設定可能な冷房能力切換手段と、前記冷媒流路切換手段から分岐し、前記第2の車室内熱交換器と前記冷房能力切換手段とを介して前記膨張手段と前記車室外熱交換器との間に接続するバイパス路とを備えた車両用空調装置であって、前記第1の車室内熱交換器と前記第2の車室内熱交換器とを熱伝導可能に設置し、前記冷媒流路切換手段と前記冷房能力切換手段とによって、車両の走行状態や車室内の空調負荷やエアコンサイクルの運転状態に応じて、前記第2の車室内熱交換器が吸熱器となる状態と、前記第2の車室内熱交換器に冷媒が流れない状態と、前記第2の車室内熱交換器が放熱器となる状態とを選択的に切り換えることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/03 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 1/32
FI (3件):
B60H 1/03 Z ,  B60H 1/32 624 H ,  B60H 1/32 624 D
引用特許:
出願人引用 (7件)
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