特許
J-GLOBAL ID:200903067178070404

スルーアンカ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-010304
公開番号(公開出願番号):特開2002-211350
出願日: 2001年01月18日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【課題】 モールド部を形成する合成樹脂材よりも融点が低い合成樹脂材で形成した摺接部材を用いても、良好な成形性や外観品質を維持できるスルーアンカ及びその製造方法を得る。【解決手段】 モールド部24と樹脂ピース40との境界部分に沿って形成された溝62の内側にモールド部24と樹脂ピース40との境目が位置しているため、樹脂ピース40とモールド部24とが互いに入り混じった境目を隠すことができ、外観並びに成形性を向上できる。また、モールド部24を成形する際には溝62の形成する金型の突出部が樹脂ピース40とモールド部24を形成する合成樹脂材との間に介在するため、本スルーアンカ10の表面側で樹脂ピース40に溶融したモールド部24を形成する合成樹脂材の熱を直接伝えることがなく、本スルーアンカ10の表面側における樹脂ピース40の溶融や変形を防止できる。
請求項(抜粋):
金属により形成された芯金と、合成樹脂材により形成されて前記芯金を被覆すると共に、ウエビングベルトが挿通される挿通孔が形成されモールド部と、前記モールド部を形成する合成樹脂材よりも溶融温度が低く且つ外表面の摩擦抵抗が前記モールド部よりも低い合成樹脂材により形成されて、前記挿通孔の前記ウエビングベルトとの摺接部分に対応して前記モールド部に設けられた摺接部材と、を有するスルーアンカの製造方法であって、前記モールド部並びに前記摺接部材の外表面における前記モールド部と前記摺接部材との境界部分に対応して前記モールド部を成形する金型のキャビティから突出部を突出形成し、前記境界部分における前記摺接部材の外表面近傍で、前記摺接部材と前記金型内に注入された前記モールド部を形成する合成樹脂材とを前記突出部によって隔てる、ことを特徴とするスルーアンカの製造方法。
Fターム (1件):
3D018CA09
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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