特許
J-GLOBAL ID:200903067214486930

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-261612
公開番号(公開出願番号):特開2000-088953
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 直線変調成分と周期変調成分とにより周波数が2重に変調されたレーダ波を用いて目標物体との距離や相対速度を検出するレーダ装置において、要求される最大検知距離までの全範囲にて、良好な検出感度を確保する。【解決手段】 要求される最大検知距離をRmax とすると、周期変調成分の周波数Fsを有するレーダ波の空間波長をλs(=c/Fs:cは光速)として、λs/2>Rmax を満たすように、周期変調成分の周波数Fsを設定する。この周期変調成分により変調されたレーダ波を送受信し、その送受信信号を混合してなるビート信号は、目標物体までの距離がλs/2の整数倍にある時に、信号強度の低下が生じるが、λs/2>Rmax に設定されているので、最大検知距離Rmax までの範囲内では、信号強度(ひいては検出感度)の低下が生じない。
請求項(抜粋):
時間に対して直線的に周波数を変化させる直線変調成分と、検出すべきビート信号の基本波成分の2倍以上の周波数で周期的に周波数を変化させる周期変調成分とにより変調され、レーダ波として送信される高周波の送信信号を生成する送信信号生成手段と、目標物体により反射された前記レーダ波の受信信号に、前記送信信号生成手段からの送信信号をローカル信号として混合し、該混合された信号の周波数差を成分とするビート信号を生成する高周波用ミキサと、前記送信信号が前記周期変調成分によって変調されていることにより、前記ビート信号に生じる高調波成分に基づいて、目標物体との距離又は相対速度を求める演算手段と、を備えたレーダ装置において、前記周期変調成分の周波数を、該周波数を有するレーダ波の半波長が当該レーダ装置に要求される最大検知距離より長くなる大きさに設定したことを特徴とするレーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/50 ,  G01S 13/93
FI (3件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/50 B ,  G01S 13/93 Z
Fターム (11件):
5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH40 ,  5J070AK01 ,  5J070AK22 ,  5J070BF02 ,  5J070BF03
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第3726441号
  • FM-CWレーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-176146   出願人:三菱電機株式会社
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-223397   出願人:富士通株式会社, 富士通テン株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特許第3726441号
  • FM-CWレーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-176146   出願人:三菱電機株式会社
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-223397   出願人:富士通株式会社, 富士通テン株式会社
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