特許
J-GLOBAL ID:200903067217495191

液晶電子装置およびその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320335
公開番号(公開出願番号):特開平7-175034
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 充分な高速応答性を有する。【構成】 両基板22,23で挟まれた液晶層24の厚さをd、常光と異常光の屈折率差をΔn、表示用照射光の波長をλとするとき、照射光が液晶層24を通過する場合には、常光成分と異常光成分の間で光の道のりの差であるリターデイション(d×Δn)が、条件1:d×Δn<λ/2、条件2:d×Δn=λ/2、条件3:d×Δn>λ/2の3通りの印加電圧-透過率特性における光透過率大と光透過率小との印加電圧間で、光学的なオン、オフを行うように、駆動電圧供給部27からの印加電圧を絵素にフィールド順次方式により印加して駆動する場合において、条件1では、充分なオン・オフ比が得られず、条件2では、従来のTN型などのような閾値付近で応答させる表示モードと変化がなく、さらに、条件3では液晶分子の変位は微小でも光学的には液晶表示の十分な応答が得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも、2枚の基板と、該2枚の基板に狭持された液晶部と、該両基板および液晶部への特定の偏光光、および該両基板および液晶部からの特定の偏光光のうち少なくともいずれかを得る偏光素子とを備えており、該液晶部における液晶分子の有する光の複屈折効果を利用し、該液晶部の液晶層の厚さをd、常光の屈折率と異常光の屈折率の差をΔn、表示のための照射光の波長をλとするとき、該照射光が該液晶層を1度通過する場合には、常光成分と異常光成分の間で該両基板および液晶部における光の道のりの差であるリターデイション(d×Δn)が、d×Δn>λ/2の関係を満足するか、または、該照射光が間に該偏光素子を介することなく該液晶層を2度通過する場合には、該リターデイション(d×Δn)が、2d×Δn>λ/2の関係を満足することにより得られる、液晶の絵素への印加電圧-光透過率特性における光透過率大の極限値と光透過率小の極値との印加電圧間で、光学的なオン、オフを行うように、フィールド順次方式により該絵素に該印加電圧を印加して駆動する駆動電圧供給部を有する液晶電子装置。
IPC (4件):
G02F 1/133 505 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510 ,  G09G 3/36
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭56-027198
  • 特開昭63-104019
  • 特開昭50-051692
全件表示

前のページに戻る