特許
J-GLOBAL ID:200903067307198552

輪郭符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262408
公開番号(公開出願番号):特開平9-084026
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 頂点動き推定法を用いてオブジェクトの輪郭を符号化し、伝送データ量を低減できる輪郭符号化装置を提供する。【解決手段】 オブジェクトの境界から前輪郭を生成する第1輪郭検知器と、前輪郭の多角形近似化から頂点情報を生成する多角形近似ブロックと、第1のラインセグメント上のN個のサンプル点と前輪郭との間の距離を表す第1のエラーの組を生成する第1サンプリング/エラー検知器と、第1のエラーの組を第1のDST係数の組に変換する第1DST回路と、現輪郭を生成する第2輪郭検知器と、予測された頂点情報及び動きベクトルを求める頂点予測ブロックと、第2サンプリング/エラー検知器と、第2DST回路と、第1及び第2のDST係数間の差である1組の差値を生成する減算器と、差値を量子化する量子化器と、量子化された差値及び動きベクトルを符号化する輪郭符号器とを含む輪郭符号化装置を提供する。
請求項(抜粋):
現フレームと前フレームとからなる複数のフレームを有するディジタル映像信号に表したオブジェクトの輪郭を符号化するための輪郭符号化装置であって、前記前フレーム内のオブジェクトの境界を検知して、その境界を追跡するための前境界情報を与える前輪郭を生成する第1輪郭検知手段と、前記前輪郭上に複数の頂点を求める手段と、隣接する2つの頂点を結ぶ複数の第1ラインセグメントを前輪郭に合わせて多角形近似化を行うことによって、前記前輪郭の頂点の位置を表す頂点情報を生成する頂点情報発生手段と、前記第1ラインセグメントの各々に対して同一の間隔をおいて置かれるN個のサンプル点を求めると共に、該N個のサンプル点の各々に対するエラーを計算し、前記第1ラインセグメントの各々に対して、前記N個のサンプル点の各々と前記前輪郭との間の距離を表す第1のエラーの組を生成する第1エラー生成手段と、前記第1ラインセグメントの各々に対する前記第1のエラーの組を、第1の離散的正弦変換係数の組に変換する第1変換手段と、前記現フレーム内のオブジェクトの境界を検知して、その境界を追跡するための現境界情報を与える現輪郭を発生する第2輪郭検知手段と、前記頂点情報及び前記現輪郭からの現境界情報を用いた現フレームと前フレームとの間の動き推定に基づいて予測された頂点を検知することによって、前記予測された頂点の位置を表す予測された頂点情報と、1つの頂点とそれに対応する予測された頂点との間の変位を表す動きベクトルとを求める予測された頂点検知手段と、予測された2つの頂点を結ぶ第2ラインセグメントの各々に対して同一の間隔をおいて置かれるN個のサンプル点を求めると共に、該N個のサンプル点の各々に対するエラーを計算し、前記第2ラインセグメントの各々に対して前記N個のサンプル点の各々と前記現輪郭との間の距離を表す第2のエラーの組を生成する第2エラー生成手段と、前記第2ラインセグメントの各々に対する前記第2のエラーの組を、第2の離散的正弦変換係数の組に変換する第2変換手段と、前記第1の離散的正弦変換係数の組からそれに対応する前記第2の離散的正弦変換係数の組を減算して、1組の差値を生成する差値生成手段と、前記1組の差値を量子化された1組の差値に変換する差値変換手段と、前記量子化された1組の差値と前記動きベクトルとを符号化する符号化手段とを含むことを特徴とする輪郭符号化装置。
IPC (4件):
H04N 7/32 ,  G06T 9/00 ,  G06T 9/20 ,  H03M 7/40
FI (4件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/40 ,  G06F 15/66 330 Q ,  G06F 15/70 335 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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