特許
J-GLOBAL ID:200903067320566854

蒸気サイクルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-294027
公開番号(公開出願番号):特開平11-132010
出願日: 1997年10月27日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 従来捨てられていた、中温(200°C程度)側の熱を有効利用することがきる蒸気サイクルシステムを得るとともに、このような蒸気サイクルシステムを備えて、コージェネレーションシステムを構築して、効率の高いシステムを得る。【解決手段】 蒸気サイクルシステムにあって、従来型の復水器の代わりに、蒸気タービン1からの低圧蒸気を臭化リチウム水溶液と接触させて吸収凝縮させる復水器101と、復水器101で生成される臭化リチウム希水溶液を受け入れるとともに、中温熱源より受熱して臭化リチウム希水溶液を再生濃縮する再生器6と、再生器6に於ける再生濃縮処理により生成される蒸気を受け入れて、低温熱源の冷熱により凝縮させる凝縮器103を備える。
請求項(抜粋):
高温熱源より受熱して高圧蒸気を生成する高圧蒸発器と、前記高圧蒸発器で生成された蒸気を受け入れて動作する蒸気タービンと、前記蒸気タービンより排出される低圧蒸気を復水させる復水手段を備えるとともに、前記復水手段からの復水を前記高圧蒸発器に供給する給水ポンプとを備えた蒸気サイクルシステムであって、前記復水手段が、前記蒸気タービンからの低圧蒸気を臭化リチウム水溶液と接触させて吸収凝縮させる復水器と、前記復水器で生成される臭化リチウム希水溶液を受け入れるとともに、中温熱源より受熱して前記臭化リチウム希水溶液を再生濃縮する再生器と、前記再生器で生成される臭化リチウム濃水溶液を前記復水器に戻す濃溶液戻り路とを備え、前記再生器に於ける再生濃縮処理により生成される蒸気を受け入れて、低温熱源の冷熱により凝縮させる凝縮器を備え、前記凝縮器で得られる凝縮水を前記給水ポンプに対する給水として供給する蒸気サイクルシステム。
IPC (4件):
F01K 25/00 ,  F01K 9/00 ,  F01K 23/10 ,  F02G 5/04
FI (4件):
F01K 25/00 G ,  F01K 9/00 Z ,  F01K 23/10 W ,  F02G 5/04 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 排熱回収システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-305582   出願人:大阪瓦斯株式会社
  • 熱回収動力発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-011156   出願人:株式会社東芝

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